東京電力福島第一原発事故による影響で、日本食品に対して何らかの輸入規制を敷いている国はこの1年間でほぼ倍増し、世界46カ国・地域に上っていることが農林水産省の資料から分かった。
農水省は規制措置を1) 日本のすべての又は一部の食品につき輸入停止/他の食品につき証明書を要求、2) 日本のすべての食品につき証明書を要求、3) 日本の一部食品につき輸入停止又は証明書を要求、4) 検査強化の4区分に分類している。
最も厳しい輸入禁止の措置をとっているのは韓国、中国、ブルネイ、ニューカレドニア、クウェート、サウジアラビア、レバノン、モーリシャスの8カ国。中でも、モーリシャスはすべての食品及び農産物を、クウェートはすべての食品の輸入を停止している。