RT @iwakamiyasumi 【IWJ・Ust】まもなく15時よりCh2で「脱原発と再生可能エネルギー」飯田哲也氏、アイリーン・スミス氏、朴勝俊氏の講演を、京都龍谷大学より中継致します。是非ご覧下さい。 ( #iwakamiyasumi2 live at http://ustre.am/pPQY)
より、アイリーンさんの冒頭のスピーチ部分のラフな文字おこし。
3月11日、カリフォルニアにいたアイリーンさん。
海外メディアが日本のことを知りたくてアイリーンさんに殺到。
メディアが知りたがっていたのは、日本の市民がやっていること、考えていること。
一方そのころ日本で、アイリーンさんがよく知る原発に反対してきた人は、誰もインタビューされていなかった。
米国で、モニタリング機器を日本に届けたいというオファーがあり、
「福島老朽原発を考える会」(東京)へ届けた。
それを受け取った人たちは、福島の学校の校庭を走り回った。(3月下旬)
3月31日には、福島県知事に、絶対に学校を始めてほしくないといった。
が、学校は始めるという。
こうしたやり取りがあったことが海外では取り上げられた。
アイリーンさんが海外メディアに話したこと。
福島原発は5号機以外は78年の指針のまま動いていた。
2007年7月の中越地震がおきても、指針は見直されずそのまま原発は動いていた。
そのほか、福島原発事故の原因、日本の原子力の官民癒着、天下りリストがあれば知りたいといった海外メディアからの要求もあった。
那須 翔(なす しょう)さん。84年から10年東電の社長。
99年5月まで会長。
辞めた翌年、原子力委員会・長期計画策定会議の座長に。
その会議で原発長期計画が議論された。
策定会議が定めたスケジュールにのっとり、住民からの意見募集を実施。
集まった意見によると、国民の9割はもんじゅに反対していると。
この結果をうけての、那須氏のコメント
「国民は未だにわかっていない、理解がない。これでは小学校で原子力の教育をしなくてはいけない」
「こんな意見をもらってもしょうがない。われわれは1年半、原子力策定プロセスを議論してきて、最後の会議の一つ前でこんな意見をもらっても困る」とも。
しかし、このスケジュールを決めたのは彼ら委員。
朝日新聞は小さな記事でこの件について掲載。
ヨーロッパの記者
どのような問題についても、政府の意見を聞いたら、NGOの意見を聞いている。
それが当たり前。