このところ感じたことをちょっとまとめてみたいと思います。
今回の大地震はM9という想定外の規模であった上に、大津波や原発事故が重なり、連日の報道で見受けられる以上に現地では大変な惨状になっていることと思われます。
また、それに風評被害が追い討ちをかけている状況です。
東京から、日本から、避難している人も少なくないようです。恐怖を煽るような記事をでかでかと掲げている雑誌も…。
私が疎開をしない理由は、仕事を最優先にしたからでも、東京が安全だと信じきっているわけでもありません。
ただ、どう考えても、今も寒さや餓えを耐え忍んでいる被災者の方々が留まっている東北の方が東京より危険なのです。福島の原発も東京の電力を供給するために稼働していたというのに…
私は東京で自分の仕事を坦々とこなし、日本の経済がちゃんと回って行くよう努めたいと思います。
これだけ情報が氾濫する中で、決してヒステリックにならずカルトな煽りにも惑わされずエゴイスティックに走るわけでもなく、何と何を比較・検討し、どれを信頼するか…最終的に決めるのは自分だし、これからはその能力が試されるのかもしれません。自分が発信する時の責任も然り。
わからないことは知ったかぶりをせず、専門家の意見を仰ぐ際もそれなりに自分の直感と照らし合わせながら…
私はほうれん草も牛乳もどんどんいただくつもりでいます。
以下は、本日とても印象に残ったツイッターから入手した情報です。
※東北大加齢医学研究所の川島隆太教授が河北新報に寄せた記事
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110321t73060.htm
※作家・村上龍氏がニューヨークタイムズに寄稿したメッセージ
http://www.timeout.jp/ja/tokyo/feature/2581/