2020-01-03

2020新春(あ、令和2年って書いたほうが旬?) このエントリーを含むはてなブックマーク 

元旦にきちんと初詣に行ったというのに、なんだか初詣をした気がしない。
まだ、外に出かけてどこかの神社が目に入るとふらっとそちらに足を向けそうになる。
年の初めから計画どおりに行動し過ぎたのだろうか、それともともかく神社が好きだから?

さて、その初詣だけれど、最初に産土神さんに行った後、いつもどおりお稲荷さんにも回ろうとした時、
まだ近道がうろ覚えで、絶対、迷わされるよな~、なにせ、相手はお稲荷さんだし……と思いながらも、
そこまでは確実なはずのポストのあるところまで出たら、
初めて意識したがそこはちょっと変形の四辻で、
自然に任せたら、足はある方向に歩き続けたかったんだが、
目の前を歩いていく二人連れが違う方向に道を折れ曲がり、
その片割れの手元で、紙袋の中の破魔矢がチリチリと鈴の音を立てて揺れていたのを見て、
これは、この人たちはお稲荷さんに去年の破魔矢を納めに行くのかも、と思って、
その後に従ったが、
途中で、いや、そうではなくて、これはまた別の大きな神社で仕入れた新しい破魔矢で、今は単に自宅に帰るところなのでは、という疑いも一瞬首をもたげ、
しかしその疑いを打ち消してそのままついていったところ、
あっさりとお稲荷さんの前に出ることができた。

あっさり過ぎて、喜ぶどころかむしろお稲荷さんにかまわれなくなったのでは、と若干心配に。
そうしたらそのとおり、というのか、引いたおみくじが「半吉」。
半吉? これは確か中吉より下では?
しかも、書いてあることがあまりよくない。
せっかくここのお稲荷さんで引くおみくじも年々上がっていって、去年はついに「大吉」まで出したというのに、また逆戻りしてしまったようだった。
さらには、神社のふるまいの甘酒をやめたらしく、
お参りするのに順番を待って50分も参道に並んだというのに、
その後、冷えた体をいつものように甘酒で温めることもできなかった。

まあ、甘酒がふるまわれなくなったのは、たぶんこの地域の人口が増加して参拝者が増え過ぎ
(なにせ、見たところ無計画にどんどん高層マンションとか建っていくし)、
用意しきれないどころか、行列を裁くのが大変で、人々が一ヶ所に群がると危険だからと判断したからではないかと思うが。

しょうがないので、近道を戻って家に帰る前に、いったん駅のそばのサンマルクで一服して温まった。
別に元旦からサンマルクになんか入りたくなかったのだけれど、
この一手間(用心)が、体調不良に陥ることから自分を救うんで。
なにせ、冷えには弱いのでね。

その後、よく考えてみれば、去年の大吉のおみくじも、書いてある細々したことは、ずれていたのを思い出し、
細かなことはあまり気にしないことにした。
私にしてはめずらしいかも。

しかし、地元の神社に参拝するだけで小一時間も並ぶのでは
(今までここまで並ぶことはなかったと思う)、
来年からは元旦に詣でるのはもうやめたほうがいいかも。

キーワード:

初詣


コメント(0)


Reiko.A/東 玲子

ゲストブロガー

Reiko.A/東 玲子

“human/cat also known as Nyanko A 人間/ねこ。またの名をにゃんこA”


関連日記

月別アーカイブ