2017-04-20

2017/04/16 「たいちゃん」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、たいちゃんです。
いよいよ残り1週間となりました。

さて、本日の稽古の様子です。

最初は殺陣のシーンを返すところから。
役者陣は動きを確認し、効果音(斬る音)も入ります。
動きの微妙な修正が入ります。
絡みの華は斬られ役。斬られる演技は技術だと思うので、実際やるとなるとなかなか難しいのですが、それでもいかに斬られるか、段取りを確認しながら考えます。

次に拷問のシーン。
立ち位置に変更あり。
自身の立ち位置が大幅に変更になりました。熱量を込めると同時に冷静さを保たなければいけません。
通常の演技のシーンでもこのバランスは大事なのですが、殺陣やこの拷問のシーンなどは、段取りが一層大事になってきます。
段取りを頭に叩き込み、ミスをしないこと。
ただし段取りを頭におきつつも、演技の本質は忘れないようにすること。

続いてオープニングのシーン。
演出からあまちゃんに、1つひとつ言葉をしっかり相手に伝えること、しっかり台詞を置くことといったダメ出し。
最初は勢い任せでしたが、あまちゃんの吐く言葉に説得力がでてきます。

その流れで前半のシーン。
1発目の台詞のテンションが低い、必要な間がとれていないなどダメ出しが入ります。
僕がこのシーンを最後に観た時とは大分変わっていましたが、しかし役者はまだ完全に消化しきれていない様子。

続いてラストシーンを10ページほど通します。
終わった後、演出が一言
「微妙」
演出自ら、青十郎役を演じます。
演出が代わりに演じてみせたのは、こう演じてほしいという事ではなく、伝えたいことや何が大事かのニュアンスをつかみとってほしいからだと思います。

以下、演出の青十郎を観て僕が感じたことです。
・命のやりとりをする緊迫感が表現されている。
・演技が一連の流れとして繋がっている。
・感情の爆発力とスピード感がある。
・感情表現が説明的すぎず、役がそこにたっている。

もう一度、とっしーに戻して同じシーン。
「それは俺の演技を真似てるだけだ。」
どう動いたかではなく、どういう気持ちの動きがあるか。
とっしー、頑張れ!落ち込んでいる暇はないよ!

やっている側にとっても観ている側にとってもすごく勉強になりました。
惜しむらくは、誰も動画を撮っていなかったこと!

この後はメインと分かれて合唱練習。
ソプラノ素晴らしい。アルトもテナーも負けていない。確実に、先の練習で演出が何を伝えたかったのか掴みつつあるようです。
一方で、バス。。。はい、僕です。
できていない理由は明白。土台が全然しっかりしていないから。
歌は苦手だからと言い訳にして、音が結構あやふやなままになってしまっています。
もう一度楽譜をきちんと見直し、曲をしっかり聴く。土台ができていなければ表現なんてできません。

最後、終礼にて。

演出 「みんなに後悔させたくない」
団長 「結局は、役として心がここにあるかどうか」

この言葉をしっかり噛みしめて。
残り1週間をどう過ごすか。
次の稽古までに何をするか。
次の稽古で何をするか。

さあ皆さん、良い舞台にしましょう。

キーワード:

千葉 / 劇団 / 公演 / 芝居 / 船橋


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ozking

ゲストブロガー

ozking

“劇団十夢は千葉県船橋市を活動の拠点とした劇団です”


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