2017-04-13

2017/04/02 「たいちゃん」 このエントリーを含むはてなブックマーク 

こんにちは、たいちゃんといいます。
おはつです。

十夢に入団してそろそろ1年くらい経つ気がするのですが、仕事の都合だったりでいまだに舞台に立ててません。
だから見ている人にとったらお前誰やねん状態でしょうからブログを書くのもはばかられるのですが、演出よりブログを書けとの命がでましたので書いたろうと思います。

でも僕、文書くのは嫌いなんです。
理由はひとつ。

残るから。

真面目に書けば書いたで面白味に欠けるし、かといって笑いをとりにいこうとすればするほどすべるだけだし、語り調で書けばお前誰に発信してんねんてなるし、ライ麦畑ぽく書けばお前どんだけサリンジャーに影響受けてんねんてなるしで、まあいい事なんてないんですよね。
それでも十夢の舞台をもっといろんな人に見てもらいたいと思ってますんで、ここは恥を偲んで書こうと思います。
まあ暖かく見守ってください。

さて本日です。いや昨日でした。
昨日は蘇我駅にてティッシュ配りに参加してきました。
なんのティッシュかって、そりゃ月光のチラシ入りの劇団十夢オリジナルティッシュです。
メンバーは演出、しずちゃん、にこちゃん、ほんで僕。ティッシュにチラシを挟み、いざ出陣。
雨あがりで人は少ないかと思ってましたが、意外にたくさんいまして、予定時間通りに配り終わりました。中には興味をもってくれていた方も。

面白いですか?と聞かれて、

演出「はい、面白いです!」

即答。

この言葉に嘘はないと思います。演出は嘘つかないです。
実際のところ、こん中の何人が観に来てくれるかっていったら観に来ない興味をもたない人の方が多数なんだと思います。
それでも1人でも観に来てくれるならそれはそれで御の字なわけで、観に来てくれなくても劇団十夢なんてのがあるんだこんなことやってんだってのを思わせることができれば、それはそれで成功への第一歩なんじゃないでしょうか。

ティッシュ配りの後は、演出としずちゃんに着いて行き、ちゃっかり月光メインキャストの個人練習に参加しました。
団長、うるっしーさん、あまちゃんの個人練習です。途中からのぞみちゃんも来ました。

最初に出だしのメインキャスト男3人のかけあいのシーン。
僕も代役でやらせてもらいました。

演出曰く、噛み合っていない。

修正の作業。
言葉を誰に対して投げているのか、どういう思いがあるのか、演出の手腕で修正していきます。
役者陣は振り落とされないように思考をフルスロットル回転させ、演出の意図を掴もうとしていきます。
演出の修正、役者の表現によって少しずつ台詞が活き活きしていきます。

次にしずちゃんのシーン。
「それだとちょっと早いなあ。」など、間の取り方など指導が入ります。
演出という行為は舞台の外からどう映るかのいわば俯瞰的視点によって作られるものなのですが、確実に役者の内なる感情の変化へも影響を与え、手助けをしてくれていると実感できます。

最後うるっしーさんのシーン。
月光は再演であるし、自分の中で出来上がった演技を変えていく壊していくことはとても難しいことだと思います。
でも回数を重ねる度、うるっしーさんの演じる紅葉は、演出が今回新たに目指す紅葉像に近づいていっています。

途中で終了のチャイム。

ラストスパート。
自分の意識に集中するため、電気を消します。
集中しています。観ている側にも伝わってきます。
やりながらうるっしーさんは、演出の意図を理解してきた様子。
終了後、本人はまだまだ納得いっていない様子でした。しかし確実に進歩しています。

いよいよ本番まであと2週間です。この2週間で皆がどれだけ伸びるか楽しみです。
時間ありましたら、是非観にきてください。

きっと面白いもの、観れますよ!

キーワード:

千葉 / 劇団 / 公演 / 芝居 / 船橋


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ozking

ゲストブロガー

ozking

“劇団十夢は千葉県船橋市を活動の拠点とした劇団です”


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