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終了太宰治×三浦基 地点「トカトントンと」

KAAT神奈川芸術劇場がおくる、地点との共同製作作品第2弾。太宰治の小説『トカトントン』と『斜陽』を中心に構成し、山本理顕の舞台美術を得て、舞台化します。

  • 日程
    2012年02月09日 ~ 2012年02月14日

  • 時間
    19:30

  • 会場
    KAAT神奈川芸術劇場(みなとみらい線日本大通り駅徒歩5分)

KAAT神奈川芸術劇場がおくる、地点との共同製作作品第2弾。NIPPON 文学シリーズの
一作品として、太宰治の小説『トカトントン』と『斜陽』を中心に構成し、山本理顕の舞台美術を得て、舞台化します。

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地点「トカトントンと」

原作:太宰治
演出・構成:三浦基

出演:安部聡子、石田大、窪田史恵、河野早紀、小林洋平、庸雅

料金:全席自由(入場整理番号付)3,500円 (2/9プレビュー公演のみ2,000円)
※U24チケット、高校生以下割引、シルバー割引あり(詳細はチケットかながわへ)

開演時間:2/9、10、13は19:30、2/10、11、14は15:00

Web予約(24時間)http://www.kaat.jp/
チケットかながわ(10時~18時・無休)電話045-662-8866

公式サイト:http://chiten-kaat.net/2012next.html

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地点「トカトントンと」

何か物事に感激し、奮い立とうとすると、どこからともなく聞こえてくる「トカトントン」という音。この音を聞いた途端、なにもかもがどうでもよくなってくる――。玉音放送から始まるこの奇妙な現象、軍国主義へも、仕事へも、恋愛へも、芸術へも、新しいイデオロギーへものめり込むことができない「虚無」を描写した、ユーモア漂う傑作短編をとりあげます。並行して展開するのは、恋という名の革命に胸を焦がす女性のモノローグ。太宰治の代表的作品と目される『斜陽』の物語が交錯します。

チェーホフに長年取り組み、近代のあり方をこれまで一貫して考えて来た三浦基が、〈戦後〉という切り口から日本の近現代を考える本作。モスクワでの『ワーニャ伯父さん』『桜の園』公演を成功させ、来年5 月には、ロンドン・グローブ座での招聘公演が決まるなど、ますます活躍の幅を広げている三浦基と地点による最新作です。

また、本作の舞台美術は、建築家・山本理顕が手がけます。横浜を拠点に現代建築の第一線で活躍し、国内では横須賀美術館のデザイン、海外では中国・天津図書館やスイス・チューリッヒ国際空港のデザインを手がける山本氏。三浦基との初の共同作業により、戦後日本の情景を舞台上にどのように表出させるか、ご注目ください。

尚、本作品は、KAAT 神奈川芸術劇場と地点が企画段階から制作過程を共にし、劇場での一ヶ月以上に渡る滞在制作と、神奈川芸術劇場舞台技術課が主力となったスタッフワークによってつくられる、本格的な共同製作作品です。劇場と劇団の新しい関係性のモデルとして、ぜひその成果を直接ご確認ください。

主催/KAAT神奈川芸術劇場(指定管理者:公益財団法人神奈川芸術文化財団)

平成23年度文化庁優れた劇場・音楽堂からの創造発信事業

EU・ジャパンフェスト日本委員会
京都芸術センター制作支援事業

TPAM in Yokohama 2012(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)
TPAMディレクションPlus参加作品(2/13、2/14の公演)
※TPAMパスをお持ちの方には優先販売(枚数限定)があります。詳しくはTPAM事務局にお問合せください。(TEL03-5724-4660)

※2.13(月)と2.14(火)の公演は英語字幕付き上演。

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