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投稿者:ybt


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終了『白い影絵〜石原吉郎「望郷と海」および詩篇より〜』

追体験を拒む〈他者〉としての石原吉郎の精神世界に迫る詩劇! シベリア抑留とは何だったのか?

  • 日程
    2021年06月11日 ~ 2021年06月13日

  • 時間
    01:20

  • 会場
    横浜ボートシアター

横浜ボートシアター
遠藤啄郎追悼公演

いちごつぶしておくれ
つぶせるいちご
みんなつぶしておくれ

「にくみあい、ころしあうこともまた連帯である」
「服従をしいられたものはあすもまた服従をのぞむ、それが私たちの〈平和〉である」

シベリアに刻まれた沈黙の言葉が問いかける
堕落とは 平和とは 孤独とは?

歴程賞、H氏賞を受賞し、戦後を代表する詩人の一人石原吉郎。ソ連の強制収容所での過酷な体験を特異な視点で省察したエッセイ集『望郷と海』は、詩壇を超え世に大きな衝撃をもたらした。

難解と言われる石原吉郎の詩から「声」を掘り起こし、「影」を呼び出すことでみえてきたもの。
演劇で出会う、石原吉郎の世界。

●あらすじ
終戦の年の冬、ハルビンでソ連兵に逮捕された石原吉郎は、
三年の未決期間を中央アジアで過ごした後、
重労働二十五年の刑を宣告される。
「国家への反逆」というあらぬ罪を着せられ
石原が送り込まれたのは「枕木一本につき一人の命」
と言われるバム地帯の強制収容所であった。

極寒、飢餓、強制労働により多くの人々が
〈淘汰〉されていく中、生き残った囚人たちは
いつ終わるとも知れぬ収容所生活に〈順応〉していく。
汚物にまみれた拘禁車での酸鼻を極めた集団移送。
ノルマ制がもたらした囚人同士の食糧の奪い合い。

人間性の喪失と相互不信が渦巻く極限状況で
石原が見た生命の本質、そして〈人間〉の姿とは?

●日時
6月11日(金) 13時/17時
6月12日(土) 13時/17時
6月13日(日) 13時/17時
(時間は全て開演時間)

●料金
前売一般/4000円
当日一般/4500円
前売学生/2500円
当日学生/3000円
オンライン配信/2500円(千秋楽より1ヶ月後配信開始)

●キャスト・スタッフ
原作/石原吉郎
原案・題名・仮面・フィルム画/遠藤啄郎
脚本・演出・舞台装置/ 吉岡紗矢
脚本監修/玉寄長政
音楽・音響プラン/松本利洋
影絵・小道具/佐俣水緒、岡屋幸子
照明/竹内右史
舞台監督 三津久
衣裳 佐々波雅子
記録写真/古屋均
宣伝写真・記録映像/田中千里
映像配信/松本利洋・田中千里
演奏助手/片野直美
宣伝美術/松本利洋 佐俣水緒
ロシア語協力/垣花理恵子
制作/斎藤朋(マルメロ)+横浜ボートシアター
主催/横浜ボートシアター
芸術文化振興基金助成事業

●出演
玉寄長政、丹下一、近藤春菜、奥本聡、岡屋幸子、佐俣水緒

●新型コロナウイルス感染拡大予防について
・来場前の検温にご協力ください。
・感染予防のためマスクの着用をお願い致します。
・劇場受付検温で37.5度以上の方は入場をお断りすることがございます。
・差し入れはご遠慮ください。
・新型コロナウイルス対策のため、1公演あたりの定員を半分以下にして上演いたします。

「白い影絵」特設サイト
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キーワード:

演劇 / / 石原吉郎 / シベリア抑留 / 横浜


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