去年より二ヶ月も早い。
急に暑くなったからだろうか。今年は、この間まで雨も多かったからかな。
きのうの朝は夢の中で天気雨が降り、
原発事故以後、たった1回メールに返事をくれただけで、それ以後はメールを送っても電話をしてもなしのつぶてだった友人が(というのも、単に筆不精だったり、電話がかかってきても返す必要がないと思っているからなのらしい)、ノースリーブで戸口に立ち、ぱらぱらと降りかかる雨にもかまわず私に話しかけるので、「○○ちゃん、そんなとこにいたらぬれちゃうよ」と言ったあたりでふっと目覚めた。
さすがに気になって、夜になってからきわめて久しぶりに電話をしてみたら、あっさり2コールで応えたのには拍子抜けしたが(今まで、電話をかけてもかけても応答がなかったので)。
で、ごく変わらずに暮らしているらしかった。
なので、またそのうち、ということで短く話を終えた。
夢の中で彼女は、5円玉の穴に紐を通して束ねたものをしまった缶を取りに私の家にやってきて、
押し入れから取り出したので、私は自分の家の一部が彼女の物置になっていることを知ったのだったが(なんで? ここ、私のうちじゃないの?)。
その時に、
「斉田君はそんなこと言わないと思ったんだけどね」
と、半ば困ったような顔をして言って、
どうやら、その斉田君にせがまれて、お金をためた缶を取りに来たらしいのだけれど、
電話の向こうの彼女には、斉田君にも5円玉の束にもまるで心当たりがないようだった(むろん、私にもないが)。
ちなみに、私は彼女のことをかなり自分に似たところのあるぽよんとした人だと思っているが、向こうは全然そんなことは思っていないらしい(よくある話だ)。
天気がいいので横浜の港とかに行きたいけれど、
その前に取りかからねばならないことがいつものごとくいっぱいある。
ところで、地虫はどういうわけだか夜の9時過ぎにぴたりと鳴きやんだ。