けさも朝からキッチンで、
お茶いれるためやかんを火にかけながら
つらつらと冥王星の威力など考え、
その連想から、
かつて西洋占星術の指南を受けた岡本翔子氏が、
その最初の著作の中で
「冥王星からやってきた"黒いピーターパン"」と評したマイケル・ジャクソンのことなど
思い出していたら、
けさ方亡くなっていたことをニュースで知った。
彼は冥王星を持って生まれてきた人であり、
そのため卓越したカリスマ性と魅力を持ち、
ちょうど、彼の出生図の冥王と天空の冥王が響き合った84年2月に、
グラミー賞8部門受賞という快挙を果たした、
というのがその論旨だったのだが
(むろん、もっと詳しい解析もしてますがここでは要点のみ)
今もたまたま
(とは、言わない、ほんとは)空の冥王が彼の冥王を刺激しているとはいえ、
死期を取り沙汰するのは私の趣味ではないし、
それひとつの問題ではないからもっと分析力のある方々にお任せするとして、
ただ私がけさ方、亡くなったことを知る前にぼんやりと考えていたのは、
"あの人、これからどうするのかなあ"というよけいな心配でした。
なにせ、私が一番最後に見たスクープ写真が、
整形外科から手術帽をかぶったまま逃げるように出てくるところだったので、
こんなことを言っていいのかどうかはわからないし、
こんなふうに他人の人生を決めつけていいはずはないのだけど、
文字どおりペルソナを保ち続ける苦労とすさまじさとがひしひしと感じられて、
生きているのがとてもつらそうに見えたからでした。
しかし私が知っているのは、
マスコミが作り出した虚像であり、
つらそうというのも大衆の期待する虚像であって、
ペルソナの上のペルソナだったのかも知れないけれど、
それにしても早過ぎる死に思えます。
だって、まだ50歳ですよ~!
いくら、生まれれば死ぬのが誰しもの定めにしても…ああ…。
ということは、でも、彼は冥王星に還ったのでしょうか。
これも文字どおり、ご冥福をお祈りいたすしかありません。
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