申し遅れましたが新譜が2枚出てます。
ひとつは、有馬純寿氏とのヴォイス系のユニット、
VENUS in VIRGOが含まれたXERXESからのコンピ。
『腐食の周波数』vol.1（FOCD0001 ￥1500）。
このVENUS in VIRGOはもう10年近くもやっているのに、
まじめな話、録音作品が出たのはこれが初めてです。
しかも、XERXESに声をかけてもらってやっと、という感じ。
これを機に、よそからいただいていたソロ作のお話をVIRGOに変更し、
今年こそフルアルバムの録音に入ろうと思うのですが、
超～多忙な有馬さんとどう折り合いをつけるかが一番の難所。
今週も打ち合わせができないのであった…
（なんて、今週は本当は私のほうの事情。だって、頭の切り替えができないんだも～ん）。
ちなみに、この『腐食の周波数』は、
元々はハーシュ・ノイズだけのコンピにしたかったようなのですが、
うっかり、私たちに頼んじまったので、全体のバランスを取らねばならなくなり、
XERXESすなわちGOVERNMENT ALPHAも、コラージュ作を入れた模様。
いつもと違う、Govt.Aがここにいます。
話を聞いた限り、DISK UNION等に卸ろす予定はないようなので、
店頭売りはNEdSぐらいになるかと思われます。
ほかにも、JAZKAMER、ASTRO、KAZUMA KUBOTA、LINEKRAFT、THIRDORGAN、DEFEKTRO
などなどノイズ系の強豪がてんこ盛りですので、
詳細については、下記のVIRGOのHPにアップした情報をご覧ください。
http://www.40nen.jp/arima/viv/index.html
あ！ ところでこのHPに載っているVIRGOの解説はあまり本気にしないように！
占星学的にももう観念が古いんで、
書き直そうと思いながらもこれまた何年も…という感じになってるものなので。
そしてもうひとつは、昨年の夏、
サンフランシスコの放送局KFJCが番組用に企画して、
出張録音に東京までやってきた際のliveが収録された、
『Live From the Japanese Music Underground』
（KFJC CD022 国内標準販売価格￥3000)
KFJC HP
http://www.kfjc.org/
こちらには、その時Earthdomでやった、SACHIKOさんとのコラボが収録されています。
私は、ヴォイスを含むダンスをやっています。
これにもたまたま、同じく出演したASTROが含まれているけれど、
このCDは明らかにノイズ物ではなく、サイケというかバンド系ですね。
しかも、「知られざる日本のアンダーグラウンド」というくくりがちょっと引っかかる。
番組収録時から、「この人たちの音はほぼ海外で紹介されることはない」
というような扱い方だったけれど、
私の知る限り、この中で海外で演奏したことのない人はほんの一握りでしょう。
作品もいくらでも出回ってるでしょうし…（田畑満とか、川口雅巳とか、魔術の庭とか）。
このCDは、KFJCとしては放送局のサポーターなどに配布する非売品として制作する…と説明を受けたと思いますが、念のため、今KFJCのサイトをチェックしたら、堂々と売ってるじゃあありませんか。
しかも、$45！ 高い！
あ～そういうことですか…ものは言いようですね。
私の理解が浅かったのでしょうが、私は、ふだんdonation（資金提供）をしてくれる方々に、無料で配布するものだと思っていました。考えてみりゃ、そんなことのためだけに、わざわざ制作なんてするはずありませんよね。
そうじゃなくて、集めたお金はあくまでも、donation扱いということだったのですね。
権利放棄書だけはしっかり書かせておきながら…それに考えてみれば、あっち側が放棄書を回収しただけで権利者に放棄書のコピーをよこさなかった。
私は念のために、ブランクの放棄書を、内容をいつでも確認できるように控えとしてもらっておいたけど、それならもっとギャランティーとしての枚数を請求すればよかった。でも、これだって、実際には現場の交渉で押さえられたのだったけど…。
まあ、これはCDだけではなくDVDもついているし、
DVDのほうは、CDに収録したのとは別の曲、もしくは別の箇所が収録されているので、
十分に楽しめるのではないかと思います。
というわけで、Reiko.Aの新譜情報でした！
ちなみに写真は、KFJCのその『Live From the Japanese Music Underground』
できたら、live会場で私たちのほうから買ってくださいね。
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あと、毎度おなじみ、今月のTabelaでのタロットスケジュールはコチラ！
↓
http://www.webdice.jp/diary/detail/2425/
