私が人生も後半になって
(たぶん、後半。一般的な概念からすると。いや、中盤ってことにしておこうかな)
踊るようになったのは天王星のおかげですが
(おかげ…ううん…踊らされてると言ったほうがいいのかも)、
この年になるまで天王星のエネルギーが発動しなかったというのは、なぜなのか。
よくよく調べてみればわかるのでしょうけど、
まだきちんと調べたことがありません。
かの占星術家の松村潔さんでさえ、
自分の惑星の進行点を全部調べるほどの根気は持ち合わせていない、
とかつてその著書に書かれていたぐらいなのだから、
それについてはしばし猶予をもらうことにして…も、
確かに子供の時にも踊ることにはあこがれたけれど、
それは若者がみんな、一時はバンドやりたいのと同じようなことで、
単なるエネルギーの発散への欲求でしかなかった。
しかも、小学生の時にやりたかったのはクラシックバレエだし
(だが、けいこ場を見学に行っただけで終わり)、
高校生ぐらいの時にはジプシーダンス
(イメージだけ。ああ、粕谷紀子のあのまんがはどこに…)。
今も踊ると言っても、鍛え上げた体で踊るのではなく、
ただただ、思いのままに…技術もなく、計算もなく、感応して動くだけ。
しかもかなりゆっくりした動きだから、
はた目には、なんらかのエネルギーに突き動かされている、
なんてふうにはとても見えないかも知れない。
異国の方には、日本在住だろうとなんだろうと、
よく、「ブトー?」などと聞かれてしまいます。
まあ、私は踊っているといっても、いわゆるダンス業界の人間ではないし
(あくまでも、サウンドの世界から流入してきた人)、
天王星の力が一番発揮されると言われる、
70歳以降に踊り出したんじゃなくてまだよかったかも知れない。
それじゃあ、さすがに肉体的な制約に縛られるだろうし
(でも、それならそれなりに私だったら踊るけど!)、
限界にも苦しむかも知れない。
しかし、それよりも今、一番問題なのは、
この天空の天王星が、今まさに私を直撃しかかっているということだ!
天王星は12あるサインの内のひとつを8年ぐらいかけて通過するので、
こんなことは生涯に一度しかあり得ないし、一生経験しない人だっているはず。
それにどう考えたって、天王星ってノイズの守護霊…じゃなくて、ノイズの守護星。
あっ、だから私ってノイズといっしょに踊ってんのね!
って、今頃気がついちゃったけど…ほんとなのかな…。
だけどこれ以上、ノイズの演奏で
自分がエクスペリメンタルに発展するなんてあり得ないと思うし、
だとしたら、いったいなにがどうなるというのか。
なにぶん天王星は、突発性と変革が特徴の星。
また、なにかが突然はじけて、私の人生変わってしまうのか~?
とか、脅えていたってしかたがありません。
宇宙のエネルギーには抵抗したってどうにもならない。
ただよくよく考えてみると、7月から逆行するから、
私は来年までに、通算三度もこの直撃を経験せねばならないのよね…。
まあ願わくば、これがまた踊りなどの、
表現活動のほうに活かされることを祈るのみですが、
そういうわけで6月20日の、生涯まだ二度目の試みでしかないソロダンスは、
けっこう納得のいくものになるかも知れない、と内心では今から思ってます。
というふうに、最後はポジティヴ・シンキングで締めくくらないと私らしくないもんね。
あ、ちなみにこの日のダンスは演奏はありません。
聴覚へのなんらかの刺激があるとしたら、私の生声による発声だけ
(しかも、会場の都合で控えめ。
この間、試しにやってみたら2階からスタッフの人が飛んできた)となることでしょう。
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ところで、今月のTabelaでのタロットは(水)、(木)で行っています。
詳細はこちらをご覧ください。
↓
http://www.webdice.jp/diary/detail/2425/