2009-04-09

竹中さんに学ぶ税金逃れテク このエントリーを含むはてなブックマーク 

 私は大学の時ちゃんとNHKの受信料を払っていたが、自室アパート(8畳1K)でバーベキューをしたこともある。
 ベランダで火起こしをして、そのあと部屋に移動した。一人でやっても楽しくないので、当然友達と一緒だ。10人以上、ウチにきた。彼らのバイト終了に合わせたから、開始は夜12時だった。閉め切った部屋でバーベキューをやると煙で一酸化炭素中毒になる、ヤバい。だから窓を全開にして実行した(誰もまだ死にたくなかった、価値のある命かどうかは言わないが・・)。夜12時から朝方まで、そうやってバーベキューと酒飲みを楽しんだ。
 あれからもう10年以上か。早いな・・多摩川の河川敷でバーベキューをしている若者たちを見て思いだした青春のエピソード。さらば青春の日々。青春とは夢が現実に浸食され、占有されるまでの儚いひととき、そのことだ。

 今の経済危機を受けて、ケイマン諸島とかのタックスヘイヴンに規制かかるみたいだ。そんなニュースをちらっと目にした気がする(つーか書いてて意味がよく分からないが・・たぶんコスい金儲けテクニックだろう)。しゃあないから別のとこ探すことにする。モナコとかはどうだ? 俺の将来の目標は竹中平蔵もと大臣みたいに住民票細かく移動させて住民税逃れすることだ。彼は今も慶応で教えているのだろうか? 慶応の学生はその辺りの税金逃れテクニックとかも教えてもらってるのかもしれない・・うらやましい限りだ。
 資本主義というのは、要するに「歩く財布からいかにしてカネを引き出すか」だと思う。「息をする財布からいかにしてカネを引き出すか」だと思う。「歩く財布・息をする財布」というのはもちろん、人間のことだ。電車の乗り換えでJRの某駅を歩いていたら、新しいコーヒーショップがオープン間近だった。次から次へと新しい店ばかりできるなぁ。カネを使わせる場所がまたもや。まさに資本主義クオリティ、「歩く財布・息をする財布からいかにしてカネを引き出すか」。駅員をカツカツにして利益重視。ボロ儲けしているのに利用客にはまったく還元しない。この民営化された旧国鉄を見ると資本主義のもとで奇形化した企業の姿を垣間見ることができる。人間精神の哀れな姿を垣間見ることができる(って、なにを偉そうに言っているのだろうか? まぁイイや笑。そしてそういう企業が、ちょっと前までヤケに評価されていた気がする。株主重視とかグローバル・スタンダードとかで)。
 セックス・ピストルズのボーカル、ジョニー・ロットンはこんなことを言っている→「世の中には、せっかく神様からもらった頭を使わない、だらけた奴が多すぎるぜ」(注)。
 私には彼が「“歩く財布からどうやったらカネ引き出すことができるか”なんて、もったいないアタマの使い方だぜ」
「使ってないのと同じだぜ」
「そろそろ別の社会作るためにアタマ使う時期に来たぜ」・・そう言っているように聞こえる。彼のメッセージを真摯に受け止めたい。神さまがいないことが分かっても人間は生きなきゃならないのだから。
 じーざすいずでっど。じょおうさまもでっど。Butぱんくいずのっとでっど(しど・ゔぃしゃすが死んで30年の今に)。

 注『セックス・ピストルズ・ファイル』P144より。

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菊田純一郎

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