なんか、『かんなぎ』というまんがのキャラが処女じゃなかっただのなんだので、
一部のファンから罵声が飛び交い、作者が体調不良になったとか…。
電波な私にも、さすがこういうのはわかりません(=共感できません)。
元々、まんがってのは幻想空間なわけですよ。
受け手と送り手の「快」のためにあるわけで、
受け手の「快」にうまく同調できた作者がヒット作を出せるわけですが、
その受け手側の「快」を欲する心があまりにも肥大化してしまった現象とでもいうか…。
いかにも現代的と言えば現代的だけど、
ただでさえエゴイスティックで調子のいいのがまんがというものなのに、
その欲望の架空の世界でさえをさらに自分の思いどおりに操作しようとしたというような感じ。
きっと、作者はそんなファンたちの生霊にやられちゃったのね
(このあたりの発想が電波)。
かわいそう…でも、いずれは治るでしょうから。
むろん、別の見方をすれば、
これだけ受ける要素(萌え要素っていうの?)をあこぎなほど(と言いたくなるほど)注ぎ込んでおきながら、
送り手側がストーリー展開を間違えたっていうこともできるのだけど、
そういう意味では自業自得であるのですが、
私としては、なんだかファンサイドの我執妄執を見せつけられたようでたまりません。
みなさん、同じ電波なら電波はいいことのほうに使いましょう!
ところでこのまんが、私は読んでいなかったし、
これはまた聞きのまた聞きのようなネットニュースで知ったことなので、
事の詳しい経緯とか、体調不良の信憑性とかについてはよくわからないのですが…。
さて、今日はこの後、エレクトロニックな電波の宴に行く予定なのですけど、
楽しく過ごせるのでしょうか~。