よしながふみの対談集で萩尾望都と話してるのを読んでたら
刑務所ものが好きっていう共通点が出てきて、あ、と思った。
刑務所ものっていいですよねーーーー。
すぐに思い出したのがアルゼンチンの作家マヌエル・プイグの「蜘蛛女のキス」
凄く有名な作品ですね。これ映画は観てないんだけど、小説が最高におもしろい。
中年のゲイと革命闘士みたいな人が同じ房で色んな話をするんだけど
中年のゲイが話す映画のストーリーテリングがいいんですよね。
映画も観てみようかな。
それと、ジャック・ベッケルの「穴」。これも超有名な傑作脱獄映画ですが
確か実際の元囚人が俳優として出演してるんですよね。
脱獄もの特有の緊張感がみなぎっているんですが、その合間に出てくる
クッキーやコーヒーが緊張を緩和し、とても美味しそうに見えるんです。
これは「蜘蛛女のキス」にも言えるんですよねー。
そして、最近DVDにもなったポール・ニューマン主演の『暴力脱獄』
これは上の二つと少し違うのが外のシーンが多いところと登場人物が
多いところですが、それぞれキャラがあって、少年マンガ的な面白さが
あります。
他にも『ショーシャンクの空』『プリズンブレイク』とか、あと結構
ありますよね。あの囚人服とか制服とかも好きだったりします。