接骨院にたどり着いた当日は、
猛烈に痛がってたわりには、
腕とか負傷したわけじゃなし、デスクワークなんだから、がまんすればなんとかなるんじゃないかと思って、
その週はさすがに無理でも、翌週からは仕事できますか、とか先生に聞いていたんだが、
先生はう~ん、と渋いようすで、
座っていること自体がけっこう腰の負担になるから、と教えてくれたので(初耳だった!)、
あ、じゃあやめとくしかないか、と思ったのだった。
なんでも、座っていることに限らず、
同じ姿勢をずっと続けていることがいけないのらしい。
それで世の中には時々、座っていて腰が痛い、とか言う人がいるのか、と思ったが
(自分はそういう思いをしたことが今まで一度もなかったので)、
じゃあどうしたらいいのか聞いたら、
まずは安静に、ということで、
この安静、は椅子に座っていることではなくて、寝床に横になっていることだったから、
最初の数日はともかく、接骨院から家に帰ると、今や万年床と化したふとんの上にひたすら横たわっていた。
どのみち痛くて、横になっている以外なかったし。
その後、1週間ぐらいしたら、
今度はあんまり寝てばかりだと筋肉が落ちてしまうので、
無理のない範囲で立ったり座ったりしていい、と言われたけれど、
試しに少し椅子に座っていると、大して経たないうちにほんとうに腰が痛くなってくるのには驚いた。
全体にずしーんと重くなってきて、両腿の外側がパリパリ(!)になってくる。
それで、ああもう無理無理! と寝床に戻るんだが、
おかげですっかりゴロゴロだらだらするくせがついた。
今は少しずつ仕事に復帰しているところなので、
もっと長い間机に向かうようにはなったけれど、
やっぱりまだ座り続けていることには辛いものがある。
しんどい、と言うのが一番ぴったりくるような辛さ。
そんなわけで症状がひどかった間、
全然PCに向かってキーボードを打ってなにか書くことができなかったので、
今こうしてようやくまとめて日記を書いているわけ。
でも、無理は禁物じゃ。