ところで、2月にコーヒーをやめるようにエジプトで言い渡されてから、
3ヵ月ぐらいはまじめに守って飲まずにいたけれど、
その後つい復活し、今ではまたちょくちょく飲んでいる。
まあ元々、たまに飲むぐらいだったらいい、とも言われていたので、これでもいいんです。
それに、飲めるということ(口をつけてみて、きつい、と感じないこと)は、
もう大丈夫ということなのかもしれないし。
けど、鮮度のいいものを摂るように、ともその時に注意されたんで、
セブレブなどの、コンビニコーヒーはいっさいやめた。
最初はおそるおそるカフェラテから復帰して、
いけそうだな、と思って、コーヒーまで戻ったんだけど、
ブラックはもうやめて、必ずミルクを入れて飲むようにしている。
たぶん、確かにコーヒーは、私の体質にとってはぴったり合うものではなく、
気分転換に飲むぐらいに留めておくべきものだろうから。
しかし、ちょっと前に、夜は飲み屋、昼はランチ営業、みたいな、
ママさんが一人で切り盛りしているような、
カウンターだけの小さなお店にお昼にふらりと入った時、
ごはんといっしょにいろんな小鉢を出してもらった後で、
食後にコーヒーもついてるっていうんで、
ほとんどの人がアイスコーヒーを頼む中、一人反してホットを頼んだところ、
出てきたのはいいけどミルクなし。
「ミルク、もらえますか?」
と聞いたら、
「ミルクはないの」
「え、普通の牛乳も? えっ?」(さすが、飲み屋)
と焦ったら(しかしこんな店で、入れてくれたコーヒーに対して、ならいりません、とは私でも言えない)、
別のお客の男の人が
「おれがこないだ持ってきたあれがあんじゃないか!」
とか言い出して、
「ああ、あれ?」
という感じで、ママさんが後ろを探し、スティック状のクリープみたいな(例が古いっけ?)パウダーミルクを出してきてくれて、
そういうの、ふだんはあんまり使わないけど、それを入れたおかげで助かった、
ってことがあった。
コーヒー頼む時には、やっぱり私は気をつけなくちゃなんないねえ。
この男の人は、自分のアイスコーヒーはブラックで飲んでいたので、
このパウダーミルクはなんのためにこのお店に持ってきたのだろうか。
自分が使わないから、なんかの時のほかのお客のために、とういうことでお店にあげたのだろうか。
聞かなかったからわかんないけど。