6月末頃より販売される東南アジア映画のガイドブック『躍動する東南アジア映画』にフィリピンの怪物的映画作家と呼ばれるラヴ・ディアスのインタビュー記事を寄稿しました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4846018474/
https://jfac.jp/culture/news/n-asia2019-masters-of-southeast-asian-cinema-guidebook/
書名:『躍動する東南アジア映画~多文化・越境・連帯~』
編著:石坂健治・夏目深雪
編集協力:国際交流基金アジアセンター
判型/ページ:A5版/192ページ
価格:2,000円(税抜)
出版社:論創社
ラヴ・ディアスの何が怪物的かというと、もうご存知かと思いますが、彼の映画はとても長く、6時間、8時間、11時間といった長さの作品もある一方で、ロカルノ、ベルリン、ヴェネチアなど、近年の国際映画祭で賞を立て続けに受賞していることです。
上映時間があまりに長いため、日本で劇場公開されたのは今のところヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞した『立ち去った女』だけですが、ラヴ・ディアスの故郷ミンダナオ島の映画祭に参加したこともある吉田孝行によるインタビューによって、この怪物的映画作家の全貌が明らかとなっております。
http://www.magichour.co.jp/thewoman/
https://www.cinematoday.jp/page/A0005386
ラヴ・ディアスは来日しませんが、7月3日(水)から開催される東南アジア映画特集とあわせてこの機会にぜひどうぞ。
https://jfac.jp/culture/events/e-asia2019-masters-of-southeast-asian-cinema/
【吉田孝行プロフィール】
1972年北海道生まれ。映画美学校で映画制作を学ぶ。東京フィルメックス2014でアジアの映画人材育成事業「タレンツ・トーキョー」のコーディネーターを務める。ドキュメンタリー専門誌「neoneo」の編集に携わる。共著に『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(森話社)など。近作『ぽんぽこマウンテン』(2016)が、ジョグジャ・ネットパック・アジア映画祭、サラミンダナオ・アジア映画祭、デトモルト国際短編映画祭、マドリード、モスクワ、コペンハーゲンのヴィデオアート展など、20か国以上の映画祭や展覧会に選出されている。イラク北部クルド自治区で開催されたスレイマニヤ国際映画祭2017で審査員を務める。世田谷区子ども基金助成事業「こどもドキュメンタリー教室」主宰。近作『タッチストーン』(2017)が、ジョグジャカルタ国際ドキュメンタリー映画祭、パルヌ国際映画祭、イスタンブール国際実験映画祭など、10か国以上の映画祭や展覧会に選出されている。新作に『アルテの夏』(2019)や『モエレの春』(2019)など。
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【関連記事2】http://www.cinematoday.jp/page/A0005386
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