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日程2012年11月15日
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時間19:30
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会場クリエイティブスペース「amu」
日本語における「て:手」という言葉は、古くから広い意味と範囲をもって使われています。
"広辞苑"を見れば、「30を超える語義」があるほどです。たとえば、「行為・行動に対する習熟」「音声言語によらず感情や意志の伝達を行う手段」「仕事・動作の主体を象徴」などさまざまな奥深い意味があります。
まず、今回は産業革命以降、機械による工業製品の大量生産が行われるなか、「手で考える」ことを提唱したフィンランドのウノ・シグネウス(1810-1888)を紹介します。「手で考える」ことの起源にさかのぼり、手を使うことの重要性について考えます。
また、「感覚の覚醒」を唱えたドイツのエルンスト・レットガー(1899-1968)を紹介し、その核心部分をご説明します。
フィンランドとドイツ。今、世界的にも教育先進国として、また産業においても安定したモデル国として注目をあつめる両国の発展の秘密が、この2人の先駆的な教育者の考えに秘められているように思えます。
現在の日本やこれからの教育を考えるうえで重要な「手」の役割をみなさんとご一緒に考えます。
ふるってご参加ください。
☆詳細とお申し込みは、こちらからお願いいたします。
http://www.a-m-u.jp/event/2012/11/thinkbyhands.html