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投稿者:kyoto-ex


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終了和田ながら×やんツー 「擬娩」 KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2021 AUTUMN

母ではない「わたしたち」が、妊娠をシミュレートする理由

  • 日程
    2021年10月16日 ~ 2021年10月17日

  • 時間
    13:00

  • 会場
    京都芸術センター講堂

妊娠・出産をめぐる日本の現状は、明るくはない。少子高齢化に直面しているものの、「産み育てやすい」環境整備は遅々として進まず。一方で「産まない自由」に対する社会的圧力も未だやむことはない。この閉塞的な状況に【擬娩(ぎべん)】という、一風変わった習俗の再起動を通してアプローチをする、演出家 和田ながら。本作は和田の2019年初演作品を、今回が舞台作品への初参加となるメディアアーティスト やんツーをコラボレーターに迎え、リクリエーションするものだ。
広辞苑によれば、擬娩とは「妻の出産の前後に、夫が出産に伴う行為の模倣をする風習」。この極めて原始的かつ“演劇的”なフレームを借りることで、男女の出産未経験の出演者たちは、“母だけが可能”とされてきた妊娠・出産体験を舞台上で解放し、シミュレートしていく。再創作にあたり、10代の出演者を公募でキャスティングする点も注目だ。次代を担う若者と、テクノロジーを基盤にしながらも常に身体的なアプローチを続けてきたやんツーの参加によって、本作は同時代的なアップデートを重ねながら、新しい想像力を持って「産むこと」への問いを投げかけていくことだろう。

10.16 (土) 13:00 / 17:00 ★
10.17 (日) 13:00 ※ / 17:00

★ポスト・パフォーマンス・トーク
※託児サービスあり (詳細・申込)

上演時間:90分(予定)
開場は開演の30分前
言語:日本語 (英語資料配布あり)

前売
一般:3000円
ユース(25歳以下)・学生:2500円
高校生以下:1000円
ペア:5500円
 
当日
前売料金+500円 (高校生以下は同額)

*自由席

チケット取り扱い:
KYOTO EXPERIMENT チケットセンター (11:00–19:00、日曜・祝日休 [ フェスティバル開催期間中は無休 ] )
オンライン| https://kyoto-ex.jp ( セブン - イレブン引取 )
電話予約| 075-213-0820 ( セブン - イレブン引取 )
窓口|京都市中京区少将井町 229-2 第 7 長谷ビル 6F

*オンラインは年中無休、24時間受付 
*その他、ロームシアター京都やチケットぴあなどでも取り扱いあり。

お問合せ
KYOTO EXPERIMENT 事務局
〒 604-0862 京都市中京区少将井町 229-2 第 7 長谷ビル 6F
Tel: 075-213-5839 (11:00–19:00 日曜・祝日休 [ 開催期間中は無休 ]) Fax: 075-213-5849
Mail: info@kyoto-ex.jp
web: https://kyoto-ex.jp

「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術際 2021 AUTUMN」を10月1日- 24日の24日間にわたり開催いたします。今回のフェスティバルは「もしもし?!」をキーワードに展開します。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりオンラインでの対話や創作など、目の前には存在しない、不在の身体に呼びかけることが多くなったこの1年半。いまここにいる / いない他者の声や、いま起きている / 起きていない音にいかに耳を傾けるのか、これまで以上に問われているのではないでしょうか。「もしもし」と呼びかける主体はわたしなのか、それともわたしは呼びかけられているのか。そして、見えない「もしもし」の向こうをいかに想像していくのか。声・音・語り・静寂など多様な切り口から、これらを問い直す作品群の上演、リサーチ、エクスチェンジによる3つのプログラムで、見えない声、聞こえない音を発見していくことを目指します。
関西地域をアーティストとともにリサーチし未来の創作基盤につなげていく「Kansai Studies」、国内外の先鋭的なアーティストによる作品を上演するプログラム「Shows」、トークやワークショップなど鑑賞とは異なるフォーマットで、舞台芸術に限らず先端的な思考に触れる「Super Knowledge for the Future [SKF]」の3つのプログラムでフェスティバルを展開します。

キーワード:

演劇 / 美術


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