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終了東京バビロン主催企画「無国籍舞踏會」―いま、舞踏とは?

「シアター・バビロンの流れのほとりにて」で開催される舞踏フェスティバル。

  • 日程
    2018年05月04日 ~ 2018年05月06日

  • 時間
    19:30

  • 会場
    シアター・バビロンの流れのほとりにて

「無国籍舞踏會」―いま、舞踏とは?

■会場
「シアター・バビロンの流れのほとりにて」
〒114-0003 東京都北区豊島7-26-19
東京メトロ南北線 王子神谷駅から徒歩12分

■日程
5/4(金,祝) 19:30
Audrey Eisenauer
石本華江

5/5(土,祝) 19:30
南 阿豆
Batarita

5/6(日) 17:00
今 貂子

※受付開始・開場は開演の30分前。
※出演順は前後する場合があります。

照明:安達直美/企画プロデューサー:岡村洋次郎

■料金
前売 3,000円/当日 3,300円

■予約・お問合せ 東京バビロン
http://www.tokyobabylon.org
email@tokyobabylon.org
03-3927-5482 (12:00-20:00)

「無国籍舞踏會」予約フォーム
https://form1ssl.fc2.com/form/?id=fc25d3ed94fc5a06

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5/4(金,祝) Audrey Eisenauer「非常口」

プロフィール:
パリ生まれ。2012年より、有科珠々率いる舞踏カンパニーの数々の公演に参加。またその間、ソロ、デュオ作品を自らオーガナイズし、公演する。2015年、2017年には大駱駝艦の夏の集中ワークショップに参加、最終日の発表会の公演にも参加。2015年から、Dance Mediumの舞踏ワークショップに参加、土方舞踏を学ぶ。

舞踏に興味を持ったきっかけ:
10年前から、体操と身体表現の教師としてトレーニングを積んでいたがこれをやめ、2011年、日本の伝統的医学である増永指圧の勉強をするために来日、医王会指圧研究所の講習を受け研鑽を続ける。日本にしばしば来日するのは、指圧と舞踏を学ぶためである。
舞踏言語というのは、私が幼少の頃より疑問だった、「身体言語とは何か」を知るための表現形式だと思っている。それが、舞踏に必然的に興味を抱いたきっかけ、あるいは出会いであると思っている。
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5/4(金,祝) 石本華江「Inventory of My Life 人生目録」

自分がこの世界に残してゆくもの
執着、収集、空虚を埋めるもの
私たちが作る未来
どうしても捨てられないものってありますか?

出演:石本華江/演出:石本華江+Rosa Van Hensbergen(UK)
音楽:Soos Lolaver(イラン)/映像オペレーション:Alexandra Rutter (UK)

代々日本舞踊を嗜む一家に生まれるが、4歳にてダンスを開始。2002年より舞踏家和栗由紀夫に出会い、以来全作品に関わる。東洋的な身体性とボーダーレスな感覚で、舞台上での存在感の強さには定評がある。
主な客演としてレニ・バッソ、パパ・タラフマラ、冨士山アネット、木ノ下歌舞伎の作品。他にもdreamthinkspeak(英)、ユーリ・ン(香港)、Amareya Theatre(ポーランド)など海外カンパニーへの出演も多い。またソロ舞踏作品『半分少女』はアジア、ヨーロッパ8カ国ツアーを行った。
さらには近年土方巽の作舞法「舞踏譜」を現在に伝えるために研究会POHRCを日英にて5カ年に渡り主催し、また自身も講師として香港、バリ、メキシコなど12カ国に招聘される。ソロ作品も含め、アジアやヨーロッパを中心に21ヶ国で上演を行った。
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5/5(土,祝) 南 阿豆「花ノ指」

振付・演出:南 阿豆

記憶
いつも戻ってしまう場所
取り戻せない
何度もつかもうとするけれど
次々に消えていく

プロフィール:
2005年より舞踏のWSで学ぶ。武蔵野美術大学造形学科卒。日本の伝統や庶民の踊りをモチーフに現代田楽踊りを作りだし、地域復興のためのフェスティバル新潟、福島、茨城などで多数参加。2011年より桜川芸術祭、障がい者とアートに2年間参加。地域や福祉の作品とは別に独自の体験をもとにしたソロ作品『Scar TissueⅠ』『Scar TissueⅡ』にて2012年舞踊批評家協会新人賞を受賞。2015・17年フランス、ベルタンポワレ舞踏フェスティバル招聘。2017年フランス、ランコントルコレオグラフィー『earth bound』、招聘。

舞踏に興味を持ったきっかけ:
健康のために行ったWSで舞踏、元藤燁子、岡本敏子、ハイレッドセンター、篠原有司男、瀧口修造、フルクサス、ゼロ次元など60年代の日本の文化の流れを知るきっかけとなり、踊りにハマっていきました。近年は、体と舞踏の角度から興味を持ち、作品を発信している。
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5/5(土,祝) Batarita「脈動する体液」

血から甘露が流れ出る。打ち切られた本能。
私にもっと嘘をつけ。
限度はない。深みの確信に飛んで行く。

この演目はいくつかの層があって、いくとおりにも解釈できる。
セクシュアリティと女性の体が強く現れる。セクシュアリティの柔らかさと激しさ、傷を負って逃れている、光に向かって走っている野生動物。
しかし身体の形の変化の意味でも現れる。個体性をなくし、流動体になり、気体になり。流動体は、物質的な意味だけでなく道、人生行路、何かに向かって歩む道という意味を表す。気体は霧などだけでなく、浮動、宇宙遊泳、精神が身体を離れて宇宙に泳いでいる形を思い浮かばせる。脈動は力と命の象徴となるほか、繰り返しながら自分に戻るスパイラルでもある。

【助成】Touchpoint Art Foundation, New Performing Arts Foundation, Ministry of Human Capacities - Hungary
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5/6(日) 今 貂子「闇の艶 -序-」

振付・舞踏:今 貂子

舞踏カンパニー倚羅座主宰。今貂子舞踏研究所代表。
'80年、舞踏グループ・白虎社の創立に参加。国内及びヨーロッパやアジア、南米の海外フェスティバルに舞踏手として出演。'94年、白虎社解散により独立。'00年、自身のワークショップを母胎に自らカンパニーを結成。'05年、ヨーロッパツアー(スペイン・フランス・ドイツ)。'07年より、大正期建造の和の劇場である五條會館において、新作公演を毎年開催し、'12年'13年、文化庁芸術祭に参加。'15年'16年、「舞踏という問い」実行委員。’16年KYOTO舞踏館こけら落としより、ソロ作品「秘色」のロングラン公演を続ける。
日本の芸能の源流に見られる「たまふり(命の活性化)の力」に支えられたアバンギャルドな舞踏の探求を通じて独自の境地を開拓し、京都を拠点に精力的な活動を展開している。http://imakiraza.wix.com/kirabutoh

キーワード:

舞踏


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