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まなぶ

投稿者:ammunesty


10月

17

終了10/17国際シンポジウム:自分らしい性を生きる ~LGBTIの「私」が命をかける理由~

南アフリカのLGBTI活動家が来日!性的指向や性自認を理由に差別や理不尽な暴力を受けている人びとを守るために、日々、闘うファドツァイ・ミュパルツァさんが語ります。

  • 日程
    2015年10月17日

  • 時間
    14:00

  • 会場
    青山学院大学青山キャンパス 4号館2階420教室 (渋谷4-4-25)

4年前、一人の女性が強かんされ、石を投げつけられて、命を奪われました。理由は、彼女が同性愛者だったから。

今年4月、東京都渋谷区でパートナーシップ条例が発効されました。海外でも、5月にはアイルランドが国民投票によって同性婚を認め、翌月には米国の連邦裁判所が同性カップルの結婚を合憲だと判断するなど、多様な「性」のあり方を認め合う動きがあります。一方で、LGBTI(※)の人たちは、今も多くの国や地域で差別や暴力に苦しんでいます。同性愛を犯罪とし、刑罰を課す国も決して少なくありません。ときには命を奪うこともあります。

今回、アフリカでLGBTIへの差別や暴力をなくすため、長年、活動しているファドツァイ・ミュパルツァさんをお招きし、講演会を行います。ファドツァイさんは、自身の性的指向や性自認、日々の取り組みを理由に身の危険にさらされながらも、アフリカ連合や国連への政策提言、LGBTIを差別する法律の改正、被害者の支援やサポートを行っています。

当日は、ゲストの経験と活動を通して、LGBTIの人びとが直面している苦難とこの問題の国際的な動向をお伝えします。多様性のある社会づくり向けて、私たち一人ひとりに何ができるかを考えます。

※LGBTIはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックスの総称。性的指向や性自認に関して自らを表現するために人びとが使う言葉はさまざまです。人びとを一つのアイデンティティにまとめたり、固定したり、差別したり、また多様性を無視しようという意図はありません。

<ゲストのプロフィール>

Fadzai Muparutsa(ファドツァイ・ミュパルツァ)さん
1979年、ジンバブエに生まれる。2002年から約10年、LGBTI問題に取り組む市民団体のプログラム・マネージャーを務める。同国でまん延する同性愛嫌悪や「矯正レイプ」(同性愛を矯正しようとして行われる強かん)などの憎悪犯罪をなくそうと、被害者の支援やサポート、差別的な法改正に携わる。2013年から南アフリカでアフリカ・レズビアン連合のアドボカシー担当として活動中。その働きかけで、同団体はアフリカ人権委員会でのオブザーバーの地位が認められるようになった。

<ファシリテーターのプロフィール>

遠藤まめたさん
1987年生まれ、横浜育ち。トランスジェンダー当事者としての自らの体験をもとに10代後半よりLGBTをテーマに啓発活動をはじめる。主にLGBTの若者支援や自殺予防に関わる。毎年5月17日に「多様な性にYES!の日」全国キャンペーンを行う「やっぱ愛ダホ! idaho-net」呼びかけ人代表。

<プログラム(予定)>

●ゲスト、ファドツァイ・ミュパルツァさんのお話(40分)
●ディスカッション:ファシリテーター:遠藤まめたさん(45分)
●Q&A:会場の皆さんからのご質問を受け付けます。ぜひ、質問してください。(45分)
※すべて逐次通訳、手話通訳付き

【お問い合わせ・お申し込み】

主催:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12-14 晴花ビル7F

●お名前、フリガナ、連絡先を明記の上、下記よりお申込みください。
TEL:03-3518-6777 FAX:03-3518-6778 メール:camp@amnesty.or.jp
サイト:http://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/1017_5517.html

※当日受付も可能ですが、できる限り事前にお申し込みください。

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