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日程2015年06月12日 ~ 2015年06月27日
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時間12:00
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会場ギャラリー・ハシモト
ギャラリー・ハシモトでは、文化人類学者・西江雅之の写真展を行います。
世界各地で言語と文化の研究に従事する西江雅之。「自分の皮膚の外側はみな異
郷である」そう語る西江が、捉えてきた世界。多くの人が写真を通してはじめて
“異郷”に出会うこととなるはずです。今回の展示では、長く西江に師事してき
た加原奈穂子氏(文化人類学者・東京藝術大学兼任講師)、青木野枝(彫刻家)、
山本糾(写真家)の協力の元、独自の視点で選んだ写真パネルと映像を紹介します。
会場では『写真集 花のある遠景』(左右社より近日刊行予定)のご予約を承ります。
※写真パネルは、2012年に行われた写真展「異郷」で使用したものを再編集しています
西江雅之 NISHIE Masayuki
1937年東京生まれ。専門は、言語学・文化人類学。
早稲田大学大学院修了後、フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学(UCLA)
大学院に留学。主に東アフリカ、カリブ海域、インド洋諸島で言語と文化の研究
に従事。ピジン・クレオル語研究のパイオニア的存在。東京外国語大学、東京大
学、早稲田大学、東京芸術大学などで教鞭をとった。スワヒリ語文法、スワヒリ
語辞典を二十代で独力で編纂。現代美術、現代音楽活動にも多く関わる。現在は、
日本サウンドスケープ協会会長などを務める。著書多数。『花のある遠景』『異
郷の景色』『ヒトかサルかと問われても(半生記)』『食べる』『アフリカのこ
とば』『異郷日記』など。エッセイストとしても知られ、多くの高等学校国語教
科書に作品が採用されている