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日程2015年02月21日 ~ 2015年02月22日
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時間13:00
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会場STスポット
民俗芸能調査クラブでは成果発表を行うにあたり、調査報告やビデオ上映だけでなく「実験」という形でプレゼンテーションを実施します。この実験を通して、クラブ参加者ならびに発表会来場者が、民俗芸能のエッセンスを「体で考える」ことができる場を作っています。
発表者
21日:萩原雄太(演出家・劇作家)/清水穂奈美(俳優)/手塚夏子(振付家・ダンサー)/羽太結子(ダンサー)
22日:島崇(ダンサー)/武田力(演出家)/藤原佳奈(演出家)/若林里枝(振付家・ダンサー)/佐藤蕗子(俳優)
日時
2月21日(土)13時〜19時
2月22日(日)13時〜19時
*入退場自由
*チケット一枚で両日ご覧頂けます。
参加費:500円(ドリンク付)
場所:STスポット[地図を表示]
内容:民俗芸能調査クラブによる実験
調査報告(個人調査・合宿調査)
今回の調査クラブでは、各々の個人調査と共に全体の合宿として、沖縄県八重山郡竹富島の「種子取祭」を調査しに行ってきました。国の無形民俗文化財として指定されているこの祭りは、600年前から竹富島で行われており、現在でも10日間にわたって神事や奉納芸能などが行われます。竹富島の方々は皆さん同じように「神様に奉納する大事な祭りだから、調査をする時はくれぐれも邪魔をしないように」と、強く釘を刺します。その言葉を聞くたびに、今の時代において、形あるものとして証明出来ない"神様"を、皆がここまで信じられるというのは、どういうことなのだろう?と、疑問が湧いてきました。自分たちの文化を守っていくことがそのまま島の生活、収入源に結びついている竹富島では、"神様"は確かに存在しているのか?それとも"イメージ"として存在するのか?そもそも"神が存在する"とはどういうことなのか?等、様々考えさせられました。
当たり前のことですが、同じ芸能を見ても部員各々に感じることは違います。今回はその違いが如実に表れたようです。"各々に違う実験が互いにどう反応しあえるのか"そうした場に共に立ち会い、考えて頂けたら幸いです。
部長 若林里枝
*発表順は後日お知らせいたします。
*時間や発表者等の詳細につきましては民俗芸能調査クラブブログ
http://stminzoku.hatenablog.com/
をご覧下さい。
*実験によっては来場者の方に参加して頂く場合がございます。
*観客からの反応やフィードバックを受けて、23日(月)に『実験リベンジ会』を開催予定です。
お問い合わせ&お申し込み:STスポット
チケットフォーム http://stspot.jp/ticket-form.html
メール tickets@stspot.jp
電話 045-325-0411
詳細 http://stspot.jp/schedule/2620142015.html
企画制作:特定非営利活動法人STスポット横浜
主催:文化庁 特定非営利活動法人STスポット横浜
→民俗芸能調査クラブとは?
民俗芸能調査クラブは、STスポットが実施している長期ワークショッププログラムの一つです。ダンサー/振付家として活動する手塚夏子を顧問に、これまで3年間にわたって花祭(愛知県東栄町)やバリ島の芸能、竹富島の種子取祭をはじめ、身体感覚を重視しながら各地の民俗芸能を調査することで、現代作家における新たな可能性を模索しています。