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終了三角フラスコ#32「星屑とボタン」※大阪公演

2007年初演作品。新たなキャストを迎えて仙台・大阪で上演します。

  • 日程
    2009年11月06日 ~ 2009年11月08日

  • 時間
    00:00

  • 会場
    心斎橋・ウイングフィールド

取り壊しが決まった古い団地。そこに暮らしていた夫婦。建物としての役目を失い終わってゆく部屋。離婚を決め、消えかかる二人の関係。そこへ子どもの頃、その部屋に暮らしていたという青年が訪れる。

場面は変わって、とある老人介護施設で生活を送る、もう一組の夫婦。ゆったりと流れて行く日常。しかし彼らもまた、やがて静かに終わりを迎えようとしている。

2007年、東京・こまばアゴラ劇場、エル・パーク仙台スタジオホールにて初演した作品を新キャスト・新演出にて再演いたします。

三角フラスコ#32「星屑とボタン」

◎ウイングフィールド提携公演
◎平成21年度(第64回)文化庁芸術祭参加公演

【作・演出】
生田 恵

【出演】
瀧原弘子、七海良郎(満塁鳥王一座)、熊谷由海(Project T-time)
真田鰯、藤原貢(劇団やんま)、半田深雪(魚類の薔薇)

2009年11月
6日(金) 19:30開演
7日(土) 15:00開演/19:30開演
8日(日) 15:00開演
※受付・当日券販売各60分前、開場各20分前

ウイングフィールド
大阪市中央区東心斎橋2-1-27 周防町ウイングス6F Tel.06-6211-8427

前売2,300円 当日2.800円

<<三角フラスコWEB予約限定割引>>
□U-22割1,500円
□ペア割4,000円
※U-22割・ペア割ともに、各ステージ先着20枚限定
※U-22割は公演当日22歳以下の方対象です。
受付にて年齢の分かるものをご提示いただきます。

■WEB予約 <全券種あり>
三角フラスコウエブサイト「すずかけ」予約ページ
http://www.frascoweb.jp/
ご予約締切日11月4日(水)

■プレイガイド <一般券のみ>
・チケットぴあ(pコード398-023)
※ぴあスポット各店、ファミリーマート、サークルKサンクスなどで直接購入できます。
・ローソンチケット(Lコード24325)
※ローソンにて直接購入できます。
・e+(イープラス)
※PC・携帯でご予約後、セブンイレブンで発券できます。

主催 三角フラスコ
企画・制作 トライポッド

お問い合わせ トライポッド/三角フラスコ 022-728-1383 http://www.frascoweb.jp/

【今回の公演について】
○終わりもはじまりも、ここにある○
この物語は、2場によるリアルな会話劇と、そこに重ねられる台詞のない終幕で構成されています。3つの光景は緩やかにつながりを持ち、すべてを通して見終わったとき、観客はそこにひとつの物語を発見するでしょう。幕が下りたとき、それは終わりでもあり、はじまりでもある。そんな「希望に溢れた、終わらない物語」です。

○もっと深い場所へ、たどり着くために○
三角フラスコではこれまで、何度も再演作品の上演を行ってきました。それは再演を重ねることによって、より深まっていく劇世界を探していこうという思いからです。今回、この作品を再演するに当たり、初演よりも、もっと深い場所にたどり着きたいと考えています。初演から2年。この間に私たちが得たものを、この作品にプラスしていくことで、物語がより力を持つものになると信じています。

○より、伝える。より、届ける。○
劇団員の瀧原弘子、初演の出演者である、熊谷由海、真田鰯、半田深雪の3名、また今回、新しく参加する俳優として、劇団やんまの代表者であり劇作家・演出家でもある藤原貢、福島市を拠点に精力的に活動する満塁鳥王一座所属の七海良郎の計6人。20代から60代までの幅広い世代から実力派俳優をキャスティングしました。スタッフにも、仙台では数少ないセンスと技術をあわせ持った、高橋亜希(照明)、本儀拓(音響効果)の両名が参加します。演出家・俳優・スタッフ。彼らが、共同作業を通じて総力を結集し、立ち上げる舞台に、私は大きな期待を寄せています。

三角フラスコ・プロデューサー 森 忠治(トライポッド)

【三角フラスコ】
1995年結成。宮城県仙台市を創作拠点として活動。2009年3月現在で31本の作品を上演。
代表の生田恵がほぼ全ての作品で作・演出を担当。作品に応じて劇場以外にも野外やアートギャラリー、喫茶店、美術館を会場に公演を行う。
現代口語の会話体で綴られる脚本、日常性を重視した演出・舞台美術・演技が特徴。イメージを重視する構成で、閉塞した世界に光が差し込むその瞬間を舞台に立ち上げる。
札幌、弘前・盛岡・福島・東京・大阪など他地域での公演多数。

近年の代表作として、「冬。燈」(2005年11月エル・パーク仙台)、「夜とピアノ」(2006年2月宮城県美術館)、「光の輪のような」(2006年4月大阪/ウイングフィールド)、「約束はできない」(2006年11月エル・パーク仙台・2007年4月-5月弘前/スタジオデネガ・大阪/ウイングフィールド)、「星屑とボタン」(2007年10月-11月東京/こまばアゴラ劇場・エル・パーク仙台)、「チヨコレイト」(2008年4月-5月エル・パーク仙台・大阪/アトリエS-pase・コラッセふくしま)、「昼の花火、夜の花火」(2008年7月仙台市青年文化センター中庭)、「NO fear」(2008年10月-12月札幌/コンカリーニョ・仙台市市民活動サポートセンター・大阪/精華小劇場)、「蝶のやうな私の郷愁」(2009年3月せんだい演劇工房10-BOX)ほか。

【生田 恵】
1977年生まれ。仙台市出身。劇作家・演出家。高校在学中に上演した2本のプロデュース公演を経て、1995年、三角フラスコを結成。代表を務める。以降、これまでの公演、31作品のほぼ全てにおいて作・演出を担当。外部作品として「ショーワ・チャイルド・ソングブック」(仙台市芸術祭主催公演 1998年 【脚本・演出】)、「ウエストバージニア州立大学最期の学内放送」(office-over. 2006年-2009年:大阪・福岡・広島・東京・仙台【演出】)、「ぶらんこ乗り」(杜の都の演劇祭 2008年【演出】)など。日本劇作家協会会員。「平成17年度宮城県芸術選奨新人賞」受賞。

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