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終了SLOW DOWN SLOW UP

モデルルームでは、2014年2月1日から3月9日まで今最も注目すべき若手作家、秋山由希、宇吹新、関真奈美、和田昌宏による「SLOW DOWN SLOW UP」を開催いたします。

  • 日程
    2014年02月01日 ~ 2014年03月01日

  • 時間
    12:00

  • 会場
    モデルルーム 〒198-0042 東京都青梅市東青梅2-16-16 メール:info@mdlroom.com HP:http://mdlroom.com

【展覧会概要】
展覧会名:SLOW DOWN SLOW UP
会場:モデルルーム http://mdlroom.com
   〒198−0042 東京都青梅市東青梅2−16−16
会期:2014年2月1日〜3月9日(土日祝のみ開廊)
開館時間:12:00〜21:00
出展作家名:秋山由希、宇吹新、関真奈美、和田昌宏

【イベント情報】
2月1日(土)19:00− オープニングパーティー

2月8日(土)19:00−「テープで簡単!お家で作ろう!〜殺人音楽〜」宇吹新

2月15日(土)19:00−「LOUD」秋山由希、はな☆しょー他

2月16日(日)12:00-「青梅アートマラソン」

2月22日(土)19:00−「テーマソング、local networking、推理小説」SPS(土谷泰彦、清水雄大、関真奈美)

3月8日(土)18:00−クロージングパーティー
19:00−「い・べ・ん・と」和田昌宏

【展覧会紹介】
わたしたちはいつも先のことばかりを考えている。
歩いているとき、食事をしているとき、会話をしているときでさえ、次の予定なんかを気遣っている。それゆえ、いま目の前で起こっている出来事は意識の中で上滑りし、深く刻まれない。思考の重心は常に現在ではなく、未来に置かれている。
未来を予測し、そこへ最短で辿り着こうとする精神構造が支配する社会において、減速し立ち止まることは、消極的で非効率であると思われるかもしれない。しかし、自らの意識に刻み込み実感をもたらすような経験は、あえて現在にとどまり、眼前の出来事を問うことでしか得られない。
本展「SLOW DOWN SLOW UP」は、秋山由希、宇吹新、関真奈美、和田昌宏が1人1部屋を使い、映像作品やインスタレーションを発表する。彼らの作品は、思いもよらない仕方で現実を表出させ、わたしたちの価値観を瓦解させる魅力と危険に満ちている。ゆえに容易に理解できるものではない。でもゆっくりじっくり時間をかけて向き合う、そうすることできっと彼らの作品は開かれていく。人知を超えたものを受け入れるには、広い感受性を持ってじっと待つしかないのだから。いま、減速する。

【出展作家】
秋山由希
埼玉県生まれ。マサチューセッツ州立美術大学映像科首席卒業
秋山は、主に現代社会の人と人の間を主題とし、コミュニケーションと様々な言語を用いた映像作品を制作する。ビデオというメディアにおける「撮影者、被写体、クルー、製作過程、そして観覧者の関係性」をベースに、システムや文化を用いて、人々をバラバラにさせたり、共生させたり、依存させたりする。現代社会における間接的でネガティブな精神的共生と、システムとの調和を考察している。
http://yukimokoa.wix.com/index

宇吹新
広島県生まれ。武蔵野美術大学油絵学科卒業。
宇吹は、家電などのジャンク品を分解、再構築した作品などを発表している。
カットアップ演奏されるカセットテープや人の手を離れ意思を持ったように作動する機械群は、退廃的でSFのような世界を想起させる。最近では3Dプリンタを自作し、それを用いて機械人形などを制作している。
http://ubukishin.jottit.com/

関真奈美
東京都生まれ。武蔵野美術大学彫刻学科卒業
関は、媒体の変換作業を通じてオリジナルを分解し組み立て直す試みを、インスタレーションや映像を中心に制作している。近作の「他人の話を聞くようにして考えてみるきかい/運び屋」では、ある事物を示すオブジェ、画像、言葉の要素を切断、置換、再配置させながら、脈絡を剥奪させ、物語を生成する。
http://flavors.me/manamiseki

和田昌宏
東京都生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ卒業
和田はインスタレーション、映像、パフォーマンス、彫刻などを制作している。日常で出会った物事に対し、過剰なほど要素を掛け合わせてアプローチし、複眼的でダイナミックな世界を作り上げる。これまでの作品は、彫刻や石、主婦、労働など多様なテーマを扱いながらも、一貫して強い身体性を有している。
http://www.masahirowada.com/

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