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日程2013年09月09日
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時間19:00
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会場青山ブックセンター本店・大教室
本・現場・美術 番外編第4回では「ルーヴル美術館の今」に迫る。
現在、東京都美術館で「ルーヴル美術館展ー地中海 四千年のものがたりー」(~9月23日)が開催中だ。本展は「地中海」というテーマのもと、ルーヴルの全8美術部門が総力をあげることによって実現した。このようにルーヴルの全8美術部門の所蔵品が一同に会する展覧会は初めてのことだ。
ルーヴル美術館といえば2012年12月にフランスのランスに別館「ルーヴル・ランス」をオープンしたばかりだ。その美しさに大変話題となったルーヴル・ランスだが、そもそも別館がパリの本館とは違いセクション分けをしない新しい展示方法を試みている。
近年では、コミッションワーク作品のみを展示する美術館、元工場をリノベーションし美術館にするなど、新しいスタイルの美術館が次々と生まれ、美術館を取り巻く環境が大きく変わってきている。そんな中、年間900万人以上もの人が訪れるという超老舗美術館ルーヴルが美術館、展覧会ともに新しい見せ方に挑戦をすることは大きな意味があるのではないだろうか。今、美術館はどのような役割を担い、どのように変わろうとしているのか。
今回は、鈴木芳雄さんをモデレーターに、ルーヴル美術館展担当の東京都美術館学芸員 大橋菜都子さんと、ルーヴル・ランスを設計したSANAAの西沢立衛さんとともにルーヴルの新しい動向を見つめながら、美術館と展覧会のこれからを考える。
【詳細】
日時:2013年9月9日(月)19:00~21:00(18:30開場)
会場:青山ブックセンター本店・大教室
価格:1,890円(税込)
定員:110名
詳細/申し込み
http://www.aoyamabc.jp/culture/fukuhen-wkspex4/
【本・現場・美術とは】
〈フクヘン。〉こと元ブルータス副編集長で美術ジャーナリストの鈴木芳雄さんにアートに関わる仕事術、編集って何?を教えてもらう講座です。少人数制のレクチャーと合わせて、トーク形式の番外編を開催し、さまざまな角度から「本」と「美術」の「現場」を見つめています。