梅雨と言いつつも暑くてムシムシした気候が続きますね☁
今日また違う色の紫陽花を撮ってきましたよ！
最近「涼宮ハルヒの驚愕」が発売された事を機に
実はアニメだけじゃなくてライトノベルの方も読み出している私ですが、
先日ユリイカでも臨時増刊号が出てしまって
ちょっと覗いてみるはずだったのに
ますますはめられている私です…。
そこで、
今日ふと思ったのです。
そもそも、ハルヒってどうして退屈なのでしょうか？
涼宮ハルヒは学力でもスポーツでも
何をやらせても
一通り他人より出来てしまう万能少女。
部活も一通り体験入部して結果つまらないと
SOS団（"S"世界を大いに"O"盛り上げるための"S"涼宮ハルヒの団）を立ち上げたのです。
そしてハルヒが立ち上げたSOS団の目的は
「宇宙人、未来人、超能力者を探し出して一緒に遊ぶ事」な訳だ！
ハルヒは周囲からみればなんでもできる興味深い逸材である。
しかし一方当のハルヒからすればそんな日常や自分が退屈で平凡だと感じる。
なんと皮肉なことか。
自己評価と他己評価のギャップ。
これは現代社会に生きる我々の抱える悩みの一つと言ってもいいだろう。
ハルヒはなぜこんなにも
物語の中でも外でも周囲から興味を抱かれるのか。
万能なエキセントリック少女だから？
そうかもしれない。
しかし彼女はそうした空虚感を抱えた、「評価された」人間だからかもしれない。
退屈を糧に夢を追っている姿が惹き付けるのかもしれない。
私はなんとなく、
「涼宮ハルヒ」という小さな高校一年生の少女に
夢を描いている気がする。
もしかしたら著者もそうなのではないだろうか。
元気を貰える、頑張ろうと思える、笑ってしまう。
彼女は自分の空虚感を糧に他人を幸福に至らしめるそんなパワーの持ち主なのだ。
「関わりたい」と思わせるのだ。
そして「見守りたい」とも思わせるのだ。
ハルヒは今も、彼女の「意識外」で有名になっている…。
さてこの先、彼女の心は満たされる事はあるのだろうか。
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