2008-08-20

『HCCT Vol.3』終了っ。そしてリハ。そして大岡山。そし... このエントリーを含むはてなブックマーク 

さてっ、昨日の『Hardcore "Classic" Tunes』Vol.3。開始はまばらでしたが、気が付いてみれば今回も満員御礼。いらっしゃった皆さん、本当にありがとうございました!!

深夜4時過ぎまでの『モーツァルト・レクイエム特集』。演目は2曲。しかも同じ曲という、通常の音楽イベントとして確実に「異質」の極みな今回の試みでしたが、みなさんびっくりするほど聴き入っていて正直びっくり。しかも「クラシック一年生」が8割強、「ベテランクラシック愛好家」が2割を切るような客層の中、ミンナが分け隔てなく会場のパンフを観ながら映像と音楽、そしてお酒に酔いしれている顔が見れてなんか嬉しかったです。

内容も、今回はまた濃かった。今回は初のDVD鑑賞というスタイルで行いましたが、これがまた非常に明快な入り口になって、長尺の曲(45〜55分)でもずいぶん落ち着いて聴くことができましたね。そして【ジャスマイヤー版】と【バイヤー版】を聴き比べた際の「これ、ほんとに同じ曲??」と思うくらいの衝撃もスゴいものがありました。個人的には【バイヤー版】の指揮者であるアーノンクールの、あの鬼気迫る形相と指揮に終止ぶっ飛ばされてました。あの映像は、彼が【ジャスマイヤー版】を激しく否定して【バイヤー版】を演奏し始めた初期の頃だったらしく、この演奏会がコケたら永久にこの業界から追放されてしまうという、瀬戸際の状況だったんだそうです。だからあんなスゴい形相してたんですね...2クール目になって初めて彼がまばたきをしたのを確認したくらい、ず〜〜〜〜〜〜っと眼ぇ、開きっぱなしでしたもん。ドラキュラとかにも見えた。あんど、古楽器楽団[ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス]の楽器の1つ1つが、全て僕には見たことないものばかりで興奮しました。あの端っこにいたオルガンは、足踏みオルガンなのかな?あまりの豪華な装飾に度肝を抜かれました。

あくまで個人の印象ですが【ジャスマイヤー版】は非常に芳醇で壮大な楽曲に感じ、【バイヤー版】はいうなるRockな太く強い楽曲に感じましたね。会場では「こっちの版はこうだから好きだった」なんていう会話もあったりして、1つの「未完成曲」がここまで広い解釈をもって受け入れられるってのは面白いなー、と思ったり。ぜんぜん意義も意味合いも違いますが、BeatlesでもしRemix盤とか作ったら、これくらい世界規模で論争がおきたりして、なぁーんて関係ないことを考えたりもしてました。いやー、楽しかったです。

 さて。

そんな『HCCT』を終えて家に戻り、そのまま朝ご飯を食べて午後のリハーサルの仕込み。『メタモルフォーゼ08'』のセットと、来週の『野音』のセットを練習するのと同時にいくつか他のプロジェクトも同時進行しているので、ここ最近のクラムボン三人衆は三者三様不眠不休でせっせこ頑張っております。そして午後のリハーサルではいよいよいくつかのアイディアが形になってきて、やっとメタモへの照準が合ってきた感じ。眼を真っ赤にしたりあくびをしながらも、リハーサル終了時間を延長しながら今日は終了。いやー真面目です。やる時はやる子たちなんです。

 で、

リハーサルが終わり、僕はそのまま目黒線に乗って大岡山まで。

何しにいくって?、、、、、ええ、ラーメン食べにいくんです。

夏バテなんてなんのその。最近無性に『二郎系』(慶応大学前にある『二郎三田本店』がルーツ。麺が極太、山のような野菜、巨大な豚...ええ、チャーシューでなく豚。普通のラーメンの2〜3倍の量、そして大量のニンニク...東京ラーメン極北のジャンル。系列店も多々あるが、それとは別で二郎系列店にインスパイアード(影響)された店を総じて『二郎系』と呼びます)が食べたくなって、その手のラーメン屋が軒並み増えているここ大岡山にちょくちょく出没しております。今日は[基乃]というラーメン屋で「らーめん特盛」(麺量440g)を。二郎系には珍しい平打の太麺で大変美味しかった。いやー、この系を食べるとですねぇ、ぶっちゃけステーキ食べたのと同じくらい自分はパワーが出るんです。これで今週のメタモまで全速力で行けそうかなーと。そしてもちろん、これから一週間はラーメン抜きですけどねっ!こんなの週に2〜3回とか食べたら、ほんとに豚さんになりますからねっ!

ま、

そんなかんじで、

気が付いたらもう『野音』がすぐですね。

今年は、とんでもないことになりそうです。

今週のメタモ辺りからの僕らの動向を、

みなさんぜひぜひ期待して待っていただきたいと思っております。

うっす。

ちなみに写真はMETAMORPHOSE 08のオフィシャルコンピのジャケ。

ちきゅうーはまーわーるー。

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