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  • ゆきがめさんの日記

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ゆきがめさんの日記

  • 2012

    9月

    14

  • 【『これは映画ではない』クロスレビュー】難しい環境でも映画を愛する監督に敬意を表す。

    昨年のフィルメックス映画祭で上映されたのですが、その時は、時間が合わずに観れませんでした。やっと、今回、目にすることが出来ました。 映画では無い(笑)ので、なんと紹介したら良いのでしょう。これが映画として上映されてしまうと、パナヒ監督は、刑を破ったとなり、もっと刑を科されてしまうかも知れません。日本の状況が伝わるとは思えませんが、心配ですよね。ともあれ、このフィルムは、パナヒ監督の自宅内で取...


  • 2012

    6月

    11

  • 【『オロ』クロスレビュー】:チベットの酷い状況がほとんど報道されないのは何故?

    ドキュメンタリー映画と言って良いと思います。今のチベットがどういう状況で、チベット人達がどれほど酷い目にあっているかということを、少年の静かな生活の中に感じていくような内容です。オロという男の子は、一人、インドへ亡命し、いつの日かふるさとへ帰れる日を夢見て、勉強をしているんです。どうして、こんなに小さな子供が、一人で、それほどの苦労を背負わなければならないのか、理解に苦しみます。 どう考えて...


  • 2011

    10月

    20

  • 【『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』クロスレビュー】

    哲学と言うと、なんだか難しくて、受け入れがたい感じがするんですけど、大して難しい事を書いてあるわけじゃないんですよね。女性はこうあるべきだとか、抽象的な問題を論じ合って、定義づけしているだけ。でも、この抽象的な問題を、最初に思いついて、最初に論じたというところが凄いんでしょうね。私達は、既に、論じ合った後の物を読んでいるので、普通じゃんって思ってしまうんですけど。普通にぼんやり生活していたら、そん...


  • 2011

    4月

    15

  • 【『ピンク・スバル』クロスレビュー】イスラエルにもパレスチナにも、人情はある!

    イスラエルとパレスチナ境界線に実在する車泥棒の街を舞台に、日本人監督が撮影した映画です。イスラエルはユダヤ人、パレスチナはアラブ人、そこに日本人が絡んで、面白い作品に仕上がっています。 日本語、英語、アラビア語など、多国籍の言葉が飛び交い、パワフルな人々が動き回るので、最初は、何がどうなってるのか、不思議な感じなのですが、段々と、彼らの生活や言っている事が理解出来てくると、なーんだ、日本の下...


  • 2010

    10月

    22

  • 【『スプリング・フィーバー』クロスレビュー】 純粋で残酷な愛のゆくえ。

    なんでも、中国で映画製作を5年間禁止されたロウ・イエ監督がこっそり作ったのかな?まだ、禁止処分中らしいんですけど、頑張っちゃったみたいです。どうして禁止されたかというと、「天安門、恋人たち」という映画で、天安門事件を描いてしまったからだそうです。やっぱり、中国って、ヒドイ国・・・。 純粋なラブストーリーというコメントが、ま、ピッタリなんですが、やっぱり純粋であるが故に、すごく残酷なんです。だ...


  • 2010

    4月

    24

  • あの塚本監督の伝説の映画ふたたび!鉄男!

    この”鉄男”、3作目なんですよね。リメイクなのかと思ったら、まったく新しいものだと聞いて、すごく期待していました。 塚本監督の作品、私は”ヴィタール”が最初なんです。解剖という事から、色々な妄想や想像が膨らんでいくというもので、ビジュアルがすごくキレイだったんです。言葉や物では表せないようなものを、映像の中に閉じ込めていて、すごく不思議な気持ちになったのを覚えています。そして、悪魔探偵も、マ...


  • 2009

    11月

    27

  • 息子を亡くした母親が自分に与えた罰とは。

    この映画、最後の最後に泣けました。 主人公のジュリエットは、ある理由で息子を殺してしまうのですが、どうして彼女が最愛の息子を殺さなければならなかったのか、どうして裁判でなんの弁明もしないで、一番重い刑の懲役15年を受けたのか、その現実に彼女が向き合ったとき、あまりに激しく、哀しく、辛いシーンで、涙が流れました。 母親とは、どういうものなのか。それは法律というものを超えた愛で、繋がってい...


  • 2009

    9月

    30

  • かわいい二人のオランダ版女の子ものがたり

    ベルリン映画祭の招待作品で、アカデミー賞外国語映画賞オランダ代表作品でした。 オランダとベルギーの共同作品で、オランダのTVで2002年から放送され、高い人気を誇ったドラマの映画化だそうです。確かに、人気があったの、解るような、面白い展開で、とても楽しめました。 オランダからモロッコに旅をするのですが、日本人には、あまり馴染みのないような宗教の違いや生活習慣の違いなど、へぇ~と思うことが多くて...


  • 2009

    8月

    05

  • 食卓の食べ物が恐い 「未来の食卓」

    この映画、フランス映画祭で上映され、その時、観れなかったので、ぜひ、観たいなぁって思っていたんです。 この映画、食物と人間の関わり方のドキュメンタリー映画なので、ストーリーはありません。 今、どれだけ、人間が農薬などの毒物を撒いて、どれだけ食べ物に、その毒が含まれ、人間に影響を及ぼしているかという状況を、描いています。 それプラス、食品添加物が加工品やお菓子などに、たくさん入っていますよ...


  • 2009

    6月

    11

  • 自由奔放な恋愛も、時には良いかも・・・「それでも恋するバルセロナ」

    美女3人の競演ですね。ペネロペ&スカヨハ&レベッカの3人、超キレイでかわいいです。 最初に、一言いいですか?どうして、バルデムがイイ男って定義なの?どう考えても、美女3人が取り合うような男じゃないでしょ~。バナナマンの日村にクリソツなのに~。私は、バルデムをイケメンという海外の常識が理解出来ません。 3人の女性が、3人とも、まったく別のタイプの恋愛を望んでいて、それがすごく面白いんです...


  • 2009

    5月

    13

  • 復活のミッキー・ローク 「レスラー」

    ま、スポーツ物には、結構ある話だと思いますが、レスラーが主役というのは、珍しいかな。野球、サッカー、ボクシングなどはあるけど、レスラーって珍しいよね。日本だと、キン肉マンくらいかな。 この映画で知ったのは、プロレスは、ちゃんと事前に打ち合わせをして、その通りに技をかけてるんだなぁってこと。なんとなくは解っていたけど、相談してるとこを見て、あー、そうやって段取りしてるんだーって思いました。 ...


  • 2009

    2月

    05

  • よしなが先生のマンガ、そのまま!!「アンティーク 西洋骨董洋菓子店」魔性のゲイも有りよ!

    ”アンティーク 西洋骨董洋菓子店”の試写会に行きました。試写会場いっぱいで、パイプ椅子も使っての試写でした。すごい人気! このアンティークですが、よしながふみ先生のマンガで、日本でもドラマ化とアニメ化された作品です。もちろん、原作マンガもドラマもアニメも、私は観ましたよ~。 日本のドラマは、オーナーの橘(椎名桔平)と千影(阿部寛)は合っていたんだけど、魔性のゲイの設定もなくなってたし、...


  • 2009

    1月

    10

  • 自閉症の理解を…!「彼女の名はサビーヌ」

    女優サンドリーヌ・ボネールの実妹サビーヌのドキュメントです。 サビーヌは、今、38歳。小さい頃から変わっていて、彼女が子供の頃は、自閉症の認識がほとんど無く、そういう症状を扱える施設もなくて、27歳まで家に閉籠り、結局、家族への暴力で病院に入りました。そんな彼女を25年に渡って、撮影したものですが、結構、衝撃的でした。 この病気の難しさが、とても解りやすく制作されていると思いました。普段は...


  • 2008

    11月

    25

  • 同世代には理解できるなぁ~。あの行動・・・。

    私は、ノン子と同世代なので、彼女のイライラとか、諦めとか、そういう諸々の事がとても良く解りました。この年代って、仕事が変わったり、相手が変わったりと、色々ある時期なんだと思うんです。自分の思い通りに行かないイライラがすごく溜まってるんだよなぁ~。 見た後に、Q&Aがあって、そこで出た質問で、”ノン子という女性は、ズボラで部屋が超汚いけど下着は上下そろってたりして、ズボラなのか几帳面なのかわか...


  • 2008

    10月

    28

  • 凄いストレスを与える恐怖映画「1408号室」

    この恐さ、恐ろしさを、どう表現したら良いのか・・・。本当に怖かった・・・。 ほとんど1408号室内でのジョン・キューザックの一人芝居で、サミュエル・L・ジャクソンはあまり出てこないんですが、存在感が凄いので、最後まで”敵かもっ!”って頭に残ります。 ゾンビの大群が襲ってくるわけでもなく、幽霊が取り付くわけでもなく、ただただ、ホテルの部屋に閉じ込められただけ。でも、まったく敵が解らない。閉鎖的な...


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ゆきがめ

ゲストブロガー

ゆきがめ

“映画、大好きです。ストレス解消法です。”