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  • 浅井 隆さんの日記


浅井 隆さんの日記

  • 2009

    1月

    31

  • ロッテルダム国際映画祭

    写真は授賞式の風景 ロッテルダム国際映画祭に来ています。ここのコンペティションは1作目か2作目の新人監督作品が争うもので今年は14本の作品がエントリーされていました。 日本からはぴあスカラシップ作品、内藤隆嗣監督の『不灯港』がエントリーされていました。映画はある港町のモテないというより女性がいなのでモテない男の物語で、監督曰く女がいないモテない男たちへの応援歌とした作ったという作品...


  • 2009

    1月

    25

  • 大麻を吸うパーカー・ポージー

    恵比寿ガーデンシネマで何を血迷ったか『ブロークン・イングリッシュ』を観る。 子供の頃、父親がサラブレッドは血統が重要だが、人間は関係ないということを言ったのを覚えている。 そのころ一家は団地に住んでいて、父親はサラリーマンだった。 ジョン・カサベテス監督と女優ジーナ・ローランズの娘だという、監督のゾエ・カサベテスは。 そして、彼女はサラブレッドではなかった。人間だった。 ...


  • 2009

    1月

    01

  • あけましておめでとうございます

    年末は事務所とアップリンクの施設の日替わり大掃除が忙しかったのと 突如始まったイスラエルの空爆によるガザのパレスチナ人の虐殺で 頭がいっぱいでした。 http://www.webdice.jp/topics/ 身近なところでは、タベラとギャラリーの床のペンキが剥がれ前から気になっていたので 映画『コーポレーション』に出てきたサスティビナリティを標榜するインターフェイス社の カー...


  • 2008

    10月

    21

  • 東京国際映画祭オープニング

    ドレスコード有りのオープニングに参加してきました。『レッドクリフ』を観たかったので。 麻生首相に、経団連会長のキヤノンの御手洗さんとかが出席でトヨタがスポンサーのエコを意識した映画祭らしいです。レッドカーペットならぬグリーンカーペットで、セレブは支給されたグリーンの蝶ネクタイをしていました。我々平民配給会社はメイン会場とは別の映画館に案内され、儀式を正面のスクリーンにビデオ中継で映されるのを...


  • 2008

    10月

    15

  • 自閉症の映画を配給します

    ── タイトルは『彼女の名はサビーヌ』。 監督はフランスの女優サンドリーヌ・ボネール。 彼女の妹が自閉症で、適切な診断されずに精神病院に入院し、 退院した時は症状が悪化していたというところから映画は始まります。 日仏学院で11月に開催されるカイエ・デュ・シネマ特集でサンドリーヌ・ボネール特集が組まれるので、それにあわせてプロモーションで監督も来日します。 ...


  • 2008

    10月

    05

  • 『コドモのコドモ』を観てきました

    先日、シネアミューズのロビーで次の映画配給について劇場関係者と打ち合わせをしていたときに「シネアミも『靖国』『コドモのコドモ』と問題作が多いね」と言ったら「浅井さんはメイプルソープ裁判で闘ったので“検閲”問題とは闘いますよね」と言われて、「表現の自由を奪うシステムとは闘うけど、表現されたものを販売する場所の制限や年齢制限には賛成なんだけど」と答えました。 その時点でまだ『コドモのコドモ』は観...


  • 2008

    9月

    18

  • 西武文化影響をもろに受けた事を自覚する

    渋谷文化プロジェクトでインタビューが掲載されました。 しかし、自分の写真を見るのは嫌なもの。 聞かれる事はいつもの天井桟敷時代から、でも今回改めてしゃべっていて気付いた事は、これまで全然意識した事がなかったけど、西武文化の洗礼をまともに受け、それに影響されていた事。 これは新しい発見でした。 http://www.shibuyabunka.com/keyperson2....


  • 2008

    9月

    03

  • ケン・ローチの『この自由な世界で』を観る

    イギリスの人材派遣の話。テンプスタッフやリクルートと違うのは、移民相手というところ。 主人公の母親が友人といっしょに人材派遣の会社を興すベンチャー企業物語ともいえる映画でした。 EUに加盟したポーランドの人たちは、就労ビザ無しでイギリス人と同じように仕事に就く権利があるけど、イラン人はEU加盟国でないので合法では働けないというバックグラウンドがあって描かれる映画です。 人材派遣会...


  • 2008

    9月

    01

  • ヴェネチア映画祭 この作品が観たい!

    アップリンクでかつてシネマライズのレイトショー公開した『π』の監督、ダーレン・アレノフスキーの新作『レスラー』がベネチアのコンペに出品されている。 年老いたプロレスラーをミッキー・ロークが演じるというのに興味。 以下、バラエティ・ジャパンの紹介記事より http://www.varietyjapan.com/features/venezia2008/films/compe3.html...


  • 2008

    8月

    29

  • 人道支援にもブランドがあるの?

    産經新聞にこういう記事が掲載されていました。 ーーーーーーーーーーーーーーー 「アジアのノーベル賞」と呼ばれるフィリピンのマグサイサイ賞を受賞している中村哲さん(61)は、1984年から、アフガニスタンとパキスタンの国境付近で、主にハンセン病患者の診療にあたってきた。 徹底的な現場主義を貫く中村さんにあこがれて、多くの若者が集まった。 2003年12月から、中村さんの活動を...


  • 2008

    8月

    22

  • CINRAでインタビューされました

    webDICEの先輩サイトCINRAのインタビューで天井桟敷時代の昔話からwebDICEへの道を話しました。 明日から『レス・ポールの伝説』が公開されます。骰子の眼にアップした93歳の 現役ギタリスト、レス・ポールさんの言葉には心を打たれました。 ぜひ映画を見てください。 CINRA http://www.cinra.net/interview/2008/08/22/224500...


  • 2008

    6月

    14

  • BANKART1929で写真展

    今日から恵比寿の写真美術館で公開の『1000の言葉よりも 報道写真家ジブ・コーレン』。 そのジブ・コーレンの写真展を横浜の馬車道駅の上にあるBANKART1929で21日まで開催しています。 自然光が入る、穏やかな空間に50点のイスラエル、パレスチナ紛争の写真。 キャプションを読みながら全部を見て回るのは映画とはまた違う濃密なドラマ体験です。 観賞後は脳が疲労します。映画は受け身でいいけど...


  • 2008

    6月

    09

  • メルマガ <06.09 news letterより>

    6日に『モンゴル』がニュヨーク、ロスアンジェルス、トロントの5スクリーンで限定公開されました。 金土日の5スクリーンのBOX OFFICEは、計14万ドルと大ヒット。 親会社ワーナーの都合で閉鎖されてしまうピクチャーハウス最後の公開作品です。 (アメリカの平均がよくわかりませんがピクチャーハウスは「リアルサクセス!」と興奮しています) 20日に全米拡大公開されます。 このメルマガをア...


  • 2008

    5月

    28

  • YouTube、テレビ、後3年で日本社会は変わる

    先日トロントのHotDocというドキュメンタリー映画祭に行った帰り、ニューヨークのラ・ガーディアン空港でテレビを見ていると、アメリカ大統領選で「白髪のおばあちゃんたちYouTubeで討論」というタイトルで、バラク・オバマかヒラリー・クリントンのそれぞれの候補を支持するかをおばあちゃんたちが熱く訴えていました。 局はCNN、そのテレビ画面でYouTubeへ誘導するようなクレジットが、もっと詳しく見...


  • 2008

    3月

    16

  • どこに行くの?

    <ネタバレあるのでこれから観る人は注意を> ユーロスペースで松井良彦監督の『どこへ行くの?』を観ました。 映画を作らなかった期間が20年あまりといいますが,松井監督のその映画製作の感性は全くなまっておらず,傑作に近い作品でした。 死が全く描かれていない『海猿』などとと比べるのもなんですが、『どこに行くの?』の素晴らしさは、殺人と死体の処理を丁寧に描いている事につきます。 その殺し方...


  • 2008

    2月

    27

  • SQ11便

    帰国の飛行機で2本の邦画を観てしまう。 まず,1本目は『未来予測図』 柳下毅一郎氏をして主演の松下奈緒に対して「死ね! 今すぐ死ね! この映画に限っては難病解禁!」と言わしめし,さらにこれがデビューの蝶野博監督に対しては「たとえ念願の本編を取るチャンスだったとしても、企画を断る勇気を持っていただきたい、と思った。そしてぼくには、こんな映画は見に行かない勇気が欲しかった」と忠告と反省を行った映画...


  • 2008

    2月

    25

  • 授賞式当日

    授賞式当日 朝、10時にボドロフ監督とロビーで待ち合わせ。彼の友人のフランクという弁護士の家のブランチ・パーティに行くため。ホテル前の車寄せで一緒に行く、カザフスタンのプロデューサー、ボラトと立ち話。彼は投資家でいろいろなものに投資をしているという。映画に、ホテルに様々なビジネスに。カザフは92年にソ連崩壊と共に生まれた新しい国で資本主義がまだ成熟していないという。一つの事に限って投資をしていて...


  • 2008

    2月

    24

  • セレモニー1日前

    今日は、昼に日本のプレスの為のレセプションがYABUという日本料理店で。 午前中にあった、アカデミー協会で外国語映画賞監督5人のシンポジウムを終えから駆けつけたボドロフ監督と浅野さんが2ショットで会見。 その後監督は朝日新聞の単独インタビュー。この『モンゴル』はロシアにおけるナショナリズムの台頭を意識して撮影したいう事。ロシアでは13〜15世紀「タタールのくびき」といわれるモンゴルに領土の大半...


  • 2008

    2月

    23

  • 外国語映画賞パーティ

    外国語映画種にノミネートされた5作品の監督をアカデミー協会が招いてのパーティーが行われました。 アカデミー協会の1階のロビーをパーティースペースに飾り付けて、ラテンっぽい生バンド付きのお洒落でカジュアルなパーティー。 正面に等身大のオスカー像が二つ飾り付けてあり、そのオスカー像の間の小さな舞台で今回ノミネートされた監督がそれぞれ紹介されコメントを一言述べるセレモニーが最後にありました。それぞれ...

    ロスアンジェルスへ

    『モンゴル』が外国語映画賞にノミネートされているので、主演の浅野忠信さんと奥さんのCHARAさんたちとロスアンジェルスに出張です。 成田で記者会見を開きましたが、「レッド・カーペットで何をしますか?」という質問に「なにかするところですか」と浅野さん「ガッツポーズはしないですか」さらにレポーター、なんとか面白いコメントを引き出そうとする努力はかいます。 飛行機の中で『クローズド・ノート』...



浅井 隆

ゲストブロガー

浅井 隆


月別日記