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日程2012年09月20日 ~ 2012年09月23日
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時間19:30
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会場象の鼻テラス
嬉しいから吠えるのではない、
吠えるから嬉しいのだ
GRINDER-MANは、演者と観客が同じ場所、同じ時間にいるからこそ生まれる「皮膚感覚への働きかけ」を深化させています。近年発表している作品に一貫してあるのは、核である身体表現にくわえて、独創的な空間構成と表現の現代性への執着です。
わたしたちの日常は、さまざまな感情表現にとり囲まれています。ただ、それらをそのまま感受することはありません。わきおこる感情を棚上げして、まずは理性でうけとめる。時には、われ知らず相手の思惑を深読みし、一方的に身構えてしまっているのではないでしょうか。
本作「bow-wow」では、象の鼻テラスとその周辺空間を広く使用します。縦横に展開する演者、観客との遠近にかけあわせられる感情表現。顔の筋肉によってつくられる表情は、理性のかんぬきをはずすことができるのか。感情の容れ物としての身体という、新たな視座に焦点をあわせるGRINDER-MANの新作にどうぞご期待ください。
作・構成・演出=タグチヒトシ
演出・振付・出演=伊豆牧子
出演=
三橋俊平、東山佳永、梨本威温、エノモトユキ、伊東歌織、 大園康司、keke
音楽=今井悠
主催=株式会社ワコールアートセンター
協力=株式会社ラディックス
企画・制作=スパイラル、株式会社イッカク
後援=横浜アーツフェスティバル実行委員会
ポストパフォーマンストーク
9月20日(木)藤井直敬
理化学研究所 脳科学総合研究センター
適応知性研究チーム チームリーダー
9月21日(金)小泉雅生
設計事務所・小泉アトリエ 主宰
9月22日(土)天野太郎
横浜美術館主席学芸員
※ 小雨決行/雨天の場合は雨具をご用意ください。 荒天の場合は中止となる可能性があります。当ウェブサイトにてご確認ください。