骰子の眼

music

東京都 江東区

2009-11-23 23:00


エポック・メーカーとして今尚進化を遂げる音楽家・ヤン富田が宇宙空間でインスタレーションを展開する夜

Astro Nation結成20周年の今年、伝説となった渋谷パルコ劇場(1993年)以来16年ぶりとなるヤン富田のコンサートが日本科学未来館にて11/28(土)開催。
エポック・メーカーとして今尚進化を遂げる音楽家・ヤン富田が宇宙空間でインスタレーションを展開する夜

最先端の前衛音楽から誰もが口ずさめるポップ・ソングまでを包括する希代の音楽家・ヤン富田のパフォーマンスがお台場2009年11月28日(土)、日本科学未来館にて披露される。

埋め込まれた約100万個のLEDが静止軌道上の複数の気象衛星がとらえた地球上空の雲の画像を合成して映し出すオブジェ「Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)」。その世界初の球体ディスプレイが展示される吹き抜けの空間、普段は坂本龍一氏と館長・毛利衛氏によって企画された「地球の声、宇宙の声」をテーマにした環境音楽の流れるシンボルゾーンが今回の会場となる。

会場写真
会場となる日本科学未来館

1936年にカリブ海のトリニダード・トバゴにて生じたスティールドラムの甘美な響きを日本へと広め、進化していくテクノロジーを恒常的に取り入れた電子音楽を生み出し、ヒップホップやDUBへの通底から無意識の生体信号までも音楽へと可聴化する。知的好奇心を武器にエポック(新時代)・メーカーとして未踏の地平を開いてきたヤン富田が、無限の時間を所有する宇宙をイメージした空間で展開するインスタレーションは特別な意味を感じさせる。

後のライブ盤『素晴らしい偶然を求めて』の発売へと繋がった1993年パルコシアターでの伝説のライブをはじめ90年代では〈必然性のある偶然〉を追求。そして00年代に入ると「ミュージック・ミーム」(音楽的遺伝子)シリーズをスタート。CD・DVD・書籍そしてライブイベントやワークショップと、様々なスタイルで彼が生み出してきた膨大な音楽的アーカイブをのちの世代へDNAとして伝えるための作業をたゆまず続けてきた。2010年代を目前にして、ヤン富田がどんな地平に向かおうとしているのか。哲学的とも言える同氏の音楽観が最先端の科学技術によって表現された異空間と融合する瞬間を是非目撃ください。


■ヤン富田 PROFILE

日本初のプロのスティールドラム奏者、日本で最初のヒップホッププロデューサーであり、音楽の研究機関・オーディオ・サイエンス・ラボを主宰。国内外に多くの支持者を有する。また1995年にDOOPEESの「ミュージック・ミーム3」は今なお国内外にカルトな人気を誇る。近年の作品に、書籍『フォーエバー・ヤン・ミュージック・ミーム1』(アスペクト刊)、そのサウンド・トラック「フォーエバー・ヤン・ミュージック・ミーム2」、CD・ DVD・ BOOK からなるセット『変奏集』がある。他、2006年7月に渋谷アップリンクにて開催された電子音楽の講義とその演奏を収録したドキュメンタリー『サマー・ワークショップ・電子音楽篇』(DVD×2+BOOK)が発売中。

ヤンさんプロフィール写真2


ヤンさんちらし

『ヤン富田コンサート』
2009年11月28日(土)19:00開場/19:30開演

※19:10~ SOUNDS OF AUDIO SCIENCE LABORATORY from A.S.L. Archives

会場:日本科学未来館 1階 シンボルゾーン[地図を表示]
入場料:全席自由 6,000円(税込)

主催:日本科学未来館、アーク
協力:BEAMS、オーディオ・サイエンス・ラボラトリー
問い合わせ先:日本科学未来館 tel;03-3570-9151(代表)

※その他詳細は、こちらから


レビュー(0)


コメント(0)