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投稿者:amu


9月

20

終了生きるための編集デザイン 第3回 ソーシャル・ムーヴィーが私たちを変える!

<映像>が人と人を結びつける瞬間とは?

  • 日程
    2012年09月20日

  • 時間
    19:30

  • 会場
    クリエイティブスペース「amu」

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いま、私たちは、そして社会は変わり始めています。

今年のオリンピックが初めて「ソーシャル・メディア五輪」と呼ばれているように、Twitter や Facebook を代表とするソーシャル・メディアは、人と人とのつながり方を変え、スポーツ観戦のあり方まで変えてしまいました。

同じことは、映像の世界でも起こっています。Youtube やニコニコ動画は、映画やテレビといったそれまでの映像メディアにはできなかった、映像の新たな楽しみ方を提示してきました。

でも、それだけなのでしょうか? 
確かに Youtube やニコニコ動画には、楽しむための映像が無尽蔵にあります。
でも、ほんとうに大切なものは、もっと違うところにあるのではないでしょうか。

人と人とがコミュニケートするには、たんに「伝える」こと以上に相手を「感動」させることが大事なのです。
いまは映像が新しいコミュニケーションを開く時代。そこには何かを発見したり、価値観が変わったり、自分がいい意味で揺らぐような「創造性」があります。

新しい映像=「ソーシャル・ムーヴィー」の時代なのです。

映像とは組み立てです。人に感動を与えるために、「伝える」以上の要素が必要であり、それが編集なのです。またどんなふうにその映像を編集すればよいのでしょうか。

編集の力は、映像のなかに眠っていた「なにか」を目覚めさせます。
「撮る」から「編集する」へ。「ソーシャル・ムーヴィー」によってその可能性を開いてみましょう。

【プログラム】
・「ソーシャル・ムーヴィー」でもっとも重要なもの、それは「物語=ストーリー」の要素です
 〜ストーリー=物語構成を再考すること。そこから映像編集は始まります

・人の顔は映像の顔でもある
 〜人の顔をどう撮るのか、それはもっとも難しくもっとも魅力的なものです

・コマーシャルを、創造的なものに変える
 〜ふだん目にするCMは、目的を宣伝ではなく、
  もっと大きなコンテンツに設定すれば創造的なものになります

実際にさまざまな映像を見て、映像編集の基本を体験しながら、進めます。
アマチュア映像作家作品からプロコンシャスな作品まで、その違いはなんなのか?
そして、編集の違いからどんなズレが生じるのか?

・NPOや会社などで映像を撮っているがイマイチ決まらないと悩んでいる人
・映像がたんなるヴィジュアルではなく、世界の見方/人間の考え方ではないかと思っている人
・映像編集のあり方を通して、新しい編集デザインを考えたい人

このワークショップで、「ソーシャル・ムーヴィー」の基本を体感してください!

【講師】
杉原賢彦(すぎはら・かつひこ)
映画批評/慶應義塾大学講師
フィルムアート社「シネ・レッスン」シリーズのほか『アートを書く!』など映画関連書を共同執筆。また、クシシュトフ・キェシロフスキ『トリコロール』、ジャック・ドゥミ『初期作品集』などの DVD-BOX の解説を数多く手がける一方、東京・日仏会館にて「映像と講演」の解説も担当する。大学では、広く映像の見方=リテラシーについて講義するほか、映像制作の演習授業も担当。また、ユニフランス主催による「my French Film Festival」の審査員を務めるほか、今年から始まる「京都映像アワード」の顧問ならびに審査委員長に就任。

【定員】30人
【入場料】1,000円
【会場】amu

☆生きるための編集デザインとは
編集者やデザイナーが専門的に行なう狭義の「編集デザイン」の世界があります。さらに、日常生活にその考えを拡張し、人間の営みそのものを広く「編集デザイン」しようとする試みが「生きるための編集デザイン」です。一人ひとりの生活者が、自分の意見から身の回りの世界のあり方までを「編集デザイン」し、互いに刺激を与えながら創造をすること。今の情報社会に、面白い動線(切り口)を引き、自分と世界を私たち自身の手で救う可能性を探ります。

第1回 外山滋比古の「エディターシップ」から学ぶ
http://www.a-m-u.jp/event/2012/08/tosurvive-1.html
第2回 日常身体×ダンス身体はどうつながっているか
http://www.a-m-u.jp/event/2012/09/tosurvive-2.html
第3回 ソーシャル・ムーヴィーが私たちを変える!
http://www.a-m-u.jp/event/2012/09/tosurvive-3.html

☆イベントの詳細とお申し込みは、こちらからお願いいたします。
http://www.a-m-u.jp/event/2012/09/tosurvive-3.html

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