イベント

6月

30

終了「根本敬の映像夜間中学」の開催日が毎月最終金曜から最終木曜に引っ越しました。

「ゴールドラッシュの時代は終わった。これからは木登りだ」(根本敬)

  • 日程
    2011年06月30日

  • 時間
    20:00

  • 会場
    「UPLINK FACTORY」(Tel.03-6825-5502)

「姉ちゃん、アートって何や? 引っ越し手伝ってくれるんか?」とスクリーンの向こう側から語りかけてくるような特殊映像をみんなで観ながら根本敬のイイ話をじっくり聞く場、それが映像夜間中学。夜の大人のためのディープでヒップでクールでルーズな本校への入学手続きは一切不要、中途入学大歓迎!

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♥伝説といふもの
6月30日(木)19:30開場 / 20:00開演

公共の電波を使って解放された伝説のラジオ番組『ドントパスミーバイ』が奇跡の単行本化。これに因み、世に蔓延る「伝説」に言及する回…になる予定(映像夜間中学はすべて暗黙の了解に基づく密室内でのインプロビゼーション行為なのであくまで予定です)

【根本学長の言葉】「伝説を作るのは簡単だが伝説で金を作るのは大変だ」
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♥生き甲斐といふ事
7月28日(木)19:30開場 / 20:00開演

某レーベルより根本学長のMIXCDが7月に待望のリリース! 甘茶ソウルから大韓ロック、はたまたポンチャックまで、昨今はゴミ屋敷化しつつある音楽業界の底に埋もれた名盤を発掘・解放し続けて来た「幻の名盤解放同盟」の一員としての根本学長と音楽を聴く夜…になる予定。

【根本学長の言葉】「蒔いた種は育てなきゃならない…ネ!モト」
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♥ イイ話の幽霊とその器
8月25日(木)19:30開場 / 20:00開演

Web平凡で連載されていた連載作品を大幅加筆、さらに書き下ろし作品が加えられた小説集『果因果因果因』が8月に上梓される。これを記念し、“空気の中をたゆたうイイ話の幽霊どもが求めるところの器、或いは肉体としての映像夜間中学”といった内容の回…になる予定。

【根本学長の言葉】「犬は木から落ちる。犬はそもそも木に登らない。だからといって猿はそうそう木から落ちるものではない。大切なのは常識。だからこその非常識」

※9月以降も映像夜間中学が毎月最終木曜日午後8時より開催します!
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■参加費:学生¥1,799(受付にて学生証をご提示下さい)
     一般¥1,999(学生・一般共に1ドリンク付き、当日券のみ)
■開催地:渋谷「UPLINK FACTORY」(Bunkamuraより徒歩3分)
     Tel.03-6825-5502 / http://www.uplink.co.jp
     東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階

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根本 敬(ねもと・たかし/ねもと・けい)

58年東京生まれ。81年『ガロ』でデビューした後、特殊漫画家として『生きる』『怪人無礼講ララバイ』『学ぶ』『TURTLE HEAD'S SOUP(亀ノ頭のスープ)』ほか数々の傑作単行本を発表。2010年の秋には『生きる2010』を突如発表しファンを驚かせる。又、分筆を中心とする『因果鉄道の旅』『人生解毒波止場』などの著作では、周囲に影響を与えるまでに強いホシを背負った“因果者”たちを体験的に取材し、一人一人が住まう宇宙の仕組みを徹底的に分析し、紹介した(その方法論が一つのピークに達したかのようにみえた『電氣菩薩<上巻>豚小屋発犬小屋行きの因果オデッセイ』は各方面より絶賛されたが、諸事情により絶版状態を余儀なくされている)。また近年は小説の執筆にも精力的に取り組み、初の小説集『真理先生』は第11回みうらじゅん賞を受賞。この夏には二冊目となる小説集『果因果因果因』の刊行が控えている。音楽評論家の湯浅学や船橋英雄と組む『幻の名盤解放同盟』としての活動では、藤本卓也、勝新太郎、野坂昭如といった巨魁たちの音盤を復刻させるなど、日本の音楽業界において見落とされがちな、しかし重要な仕事の一つ一つを丁寧に行う。昨年、湯浅学と共にインターFMでパーソナリティーを務めた生放送番組『ドントパスミーバイ』は、ゲスト陣の顔ぶれの豪華さはもとより、その余りに実験的な収録方法とその放送の内容が大きな話題に。このカオティックな模様と対談の内容が文字化された書籍も上梓されたばかり。また昨年頃より都内のオルタナティブスペースで“DJ行為”を行うことも増え始めている。甘茶ソウル、廃盤系歌手、大韓ロック、ポンチャックなどが並列に再生されていく独自のプレイスタイルが注目を集めており、某レーベルよりMIX CDのリリースが予定されている。そして、2000年の10月よりUPLINKで継続されているイベント『映像夜間中学』は、根本敬自らが“ホームグラウンドである”と語っているように、近年はまるでイイ湯加減の温泉のような効能を持つイイ話にみんなで肩まで浸かりながら解毒を行う湯治場としての役目を果たしている。暗黙の了解を前提とした密室の秘め事でこそ『本当』の言葉が生きる。だから、やるんだよ!

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