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12月

05

終了画作家 想田和弘による自作解説 「観察映画」をめぐる冒険

ドキュメンタリー界の旗手がドキュメンタリーや映画芸術について考察する

  • 日程
    2010年12月05日

  • 時間
    13:00

  • 会場
    青山ブックセンター

「観察映画」とは?ドキュメンタリーとは?
映画『選挙』や『精神』で国際的な評価を得て、ドキュメンタリー界の旗手として台頭しつつある想田和弘。リサーチや台本無しで撮影を行い、ナレーションやBGM等を排除した独特のスタイルを、彼は「観察映画」と呼ぶ。それは、想田監督が「世界」と向き合い、未知に開かれた優れたドキュメンタリー作品を生み出すために試行錯誤で実践している、極めて実際的な方法論でもある。しかし、その具体的な手法や哲学は謎に包まれたままだ。本イベントでは、『選挙』や『精神』、そして新作『PEACE』(2010年東京フィルメックス出品作品)からいくつかの場面を厳選して上映しながら、想田監督が自身でも初めての「自作解説」に挑む。そして、「観察映画」の方法論を解き明かし、ドキュメンタリーや映画芸術について考察する。

日時:2010年12月5日(日)13:00~15:00(開場12:30~)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:定員:120名様
入場料:700円

▼お申し込み・詳細
http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201012/_125.html
お問い合わせ電話:青山ブックセンター本店 03-5485-5511
(受付時間:10~22時/お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意ください。)

<プロフィール>
想田和弘(そうだ かずひろ)
1970年栃木県足利市生まれ。東京大学文学部卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ卒。93年からニューヨーク在住。
NHKなどのドキュメンタリー番組を40本以上手がけた後、台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。その第1弾『選挙』(07年)は世界200カ国近くでTV放映され、米国でピーボディ賞を受賞。ベルリン国際映画祭へ正式招待されたほか、ベオグラード国際ドキュメンタリー映画祭でグランプリを受賞した。
第2弾『精神』(08年)は釜山国際映画祭とドバイ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞、マイアミ国際映画祭で審査員特別賞、香港国際映画祭で優秀ドキュメンタリー賞、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭で宗教を超えた審査員賞を獲得するなど、受賞多数。
最新作は『PEACE』(観察映画・番外編)。11月に東京で開催される「東京フィルメックス」のコンペティション部門における日本での初公開が、先日発表された。現在、平田オリザ氏と青年団を撮った『演劇(仮)』(観察映画第3弾)を編集中。
著書に『精神病とモザイク』(中央法規:刊)がある。
ブログ:http://documentary-campaign.blogspot.com/
ツイッター公式アカウント:http://twitter.com/KazuhiroSoda

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