-
日程2010年10月30日 ~ 2010年11月07日
-
時間15:00
-
会場彩の国さいたま芸術劇場
アンサンブル・イクトゥスによりマーラー『大地の歌』の「告別」が演奏される中、
アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルがソロダンスで介入。
そこにジェローム・ベルが割り込み、徐々に型破りな「告別」が展開します。
美しくも破天荒な「3つの別れ」。要体験。乞うご期待!
『3Abschied ドライアップシート(3つの別れ)』は、今年生誕150年を迎えたマーラーの大作『大地の歌』の中で最も長大な最終楽章「告別」を題材にした作品だ。
中国の孟浩然と王維の2つの詩を元にしたこの楽章は、日本でもなじみ深い。
ベルギーを代表するダンスカンパニー「ローザス」を率い、長年ダンスと音楽の関係を
探り続けてきたアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルにとって、
この楽章のダンス化は長年の夢だったが、今回コンセプチュアル・アーティスト/
振付家として世界中で活躍するジェローム・ベルとタッグを組んで、敢然とこれに挑戦した。
世界有数の現代音楽アンサンブル「イクトゥス」によるシェーンベルク編曲の
室内楽版の演奏とメゾ・ソプラノの独唱に、アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの
ソロ・パフォーマンスが組み合わされて生み出された新たなる世界、
それは従来にない意欲的、実験的な舞台となった。
昨秋来日公演したローザス『ツァイトゥング』では、古典と現代の3大作曲家バッハ、
シェーンベルク、ヴェーベルンの楽曲を用い、観客の心に儚い感情を呼び起こした彼女が、
奇才ジェローム・ベルと生み出した新たな境地。
ダンスファンだけでなく、クラシック音楽、現代音楽ファン必見の舞台。
10/30,31 愛知芸術文化センター 大ホール
11/2 静岡県コンベンションアーツセンター グランシップ 中ホール