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日程2017年05月21日
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時間13:00
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会場納屋工房(兵庫県姫路市本町68番地 大手前第一ビル4階)
関西クィア映画祭は「性」と「生」をテーマにした世界中の映像作品を上映するお祭りです。2005年の第1回から2016年の第10回まで、大阪・京都を中心に開催してきました。特筆すべきは何と言っても、トランスジェンダー映画、フェミニズム映画の充実さです。日本語字幕付きでは、ここでしか上映されていない作品もたくさんあります。
クィアとは、英語で「奇妙な/変な」という意味で、性的に「普通」ではないとされる人に対する蔑称として使われてきました。それを逆手にとって自ら「クィア」という言葉を使うことで、様々な少数派を肯定し、「ヘンでもいい」「不一致は私たちの豊かさだ」と 差異の権利を主張し、LGBTだけではない様々な「普通ではない」「典型的ではない」生き方をポジティブに捉え直す意図があります。更にはフェミニズムを踏まえ、私達の身の周りにある差別や権力の構造に対して、無関心であり続けるのではなく、その問題に気付き、立ち上がり意見をしようというメッセージも込められています。
そんな関西クィア映画祭の上映作品を地元でも上映したい!という思いから、この度「兵庫クィア上映会」の開催を決めました。
一度足を踏み入れると
アナタの人生を豊かにすること間違いナシ!!
多くの皆様のご来場をお待ちしています。
特設webサイト http://kansai-qff.org/2017/hyogo2017/
facebookイベントページ https://www.facebook.com/events/1329393883809632/
【上映作品紹介】
●●1枠目●●
開場12:45 開演13:00
『R/EVOLVE-結婚と平等とピンクマネー』
(Billie Rain/2013/米国/85分/音声:英語|字幕:日本語)
同性婚が法律で認められればすべて上手くいくはず。リンカーンと婚約したばかりのルーカスはそう思っていた。企業のイメージアップのために同性婚キャン ペーンを計画したビッグコープ社。その広告を任されたリンカーンは、クィアなヒッチハイカーのラクーンと出会い、保守的な会社とは相いれない自身の思いに気づく。結婚の平等とは何か、その代償は何なのか。日本でも同性婚、LGBT運動への企業の参入が話題の2017年、必見の一作。
関西クィア映画祭2013で上映
http://kansai-qff.org/2013/program/revolve/
●●2枠目●●
姫路会場特別!豪華ボリューム二本立て
開場14:45 開演15:00
『艶子 TSUYAKO』
(HIKARI/2011/米国/23分/音声・字幕:日本語)
家族とは幸せを掴むものなのか。妻として母として嫁として必死に働き孤独に悩む艶子。そんな中、かつて愛を育んだ人が遠く東京へ旅立とうとしている。かつての愛と新しい暮らしを夢見るのか、それとも懸命に築いた家族の暮らしか。艶子は自身の問いかけに答えを導き出す。この作品が単なる悲しい話に終わらないのは、艶子の恋が時代を超えて受け継がれていくからだろう。
関西クィア映画祭2013で上映
http://kansai-qff.org/2013/program/tsuyako/
『TOO MUCH PUSSY! フェミなあばずれ、性教育ツアーで大暴れ』
(Emilie Juvet/2010/フランス、ドイツ/98分/音声:フランス語、オランダ語、英語|字幕:日本語、英語)
アーティスト、風俗嬢、ライター…様々な分野で活躍するフェミニストたちが大集結。「自分の体は自分のもの」を鍵に、超クールで刺激的なパフォーマンスを繰り広げるドキュメンタリー。関西クィア映画祭で何度も上映され、多くの“女性”に多大な勇気と元気を与えた大人気作、満を持して兵庫に上陸!
関西クィア映画祭2011で上映
http://kansai-qff.org/2011/schedule/p
●●3枠目●●
開場17:15 開演17:30
『トイレのレッスン』
(Tara Mateik and the Sylvia Rivera Law Project/2003/米国/30分/音声:英語|字幕:日本語)
一日に誰でも何度も使っている、トイレ。必要なときに行かないわけにはいかない場所。これは女と男を隔離する場所でもある。その隔離を「安全性」や「使いやすさ」のためだと主張する人は、誰の安全性、誰の使いやすさを考えているのだろうか。
トイレに入るときに何のためらいも屈辱も感じず、「男女分け」されたトイレを暴力を恐れずに使えるあなた、もう少し勉強してみませんか?
関西クィア映画祭2006で上映
http://kansai-qff.org/2006/japan/prog/northamerican.html
『何でも聞いてみよう』
(Melissa Regan/2001/米国/24分/音声:英語|字幕:日本語)
「おじちゃん」から「おばちゃん」になったビル(バルバラ)について、3人の姪っ子(チェルシー11歳、オリビア9歳、アビー6歳)が、いろんなことを聞いたり、思ったことを素直に話します。3人の子どもたちが初めて出会う、トランスジェンダー。次ぎ次ぎと浴びせられる質問に、大人たちはどう答える?
ホームビデオを見ているような映像で展開されていく、着飾らず素敵なドキュメンタリー。
関西クィア映画祭2007で上映
http://kansai-qff.org/2007/sakuhin/12/12_9.html
〇料金/1人
〈1枠〉1,000円 〈3枠通し〉2,000円
〈グループ割引き(1枠)〉2~4人のグループ900円
〈グループ割引き(1枠)〉5人以上のグループ800円
※各回入れ替え制
【情報保障】
聴覚障害者などへの情報保障のため、日本語作品にも日本語字幕をつけて上映しています。
また、会場スタッフは全員メモとペンを常備し、筆談に対応します。
【当日について】
・KAVCシアター内(神戸会場)での飲食はできません。
・上映会の参加に年齢制限はありません。
・託児は用意しておりませんが、お子様とのご参加も大歓迎です。
・参加にあたって不安などがございましたらお早めにご相談ください。一緒に考えましょう。
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