イベント

3月

12

3月

13

終了「夢野久作と杉山3代研究会」第4回研究大会主催★大原とき緒監督作品『ナゴシノハラエ』上映会 in 福岡

夢野久作の短編「瓶詰の地獄」に着想を得た『ナゴシノハラエ』、久作氏の故郷福岡にて上映!監督トークもあり。 

  • 日程
    2016年03月12日 ~ 2016年03月13日

  • 時間
    00:00

  • 会場
    筑紫野市生涯学習センター(筑紫野市二日市南1-9-3 ☎092-918-3535)

夢野久作の短編「瓶詰の地獄」に着想を得た『ナゴシノハラエ』、久作氏の故郷・福岡開催「夢野久作と杉山3代研究会★第4回研究大会」にて特別上映会を実施します。女性の視点から兄妹の恋愛を描いた問題作。

大原とき緒 監督作品『ナゴシノハラエ』特別上映会

◆日 時:(上映時間:約1時間45分)
(1)3月12日(土)10:00~
(2)3月13日(日)14:30~

◆会 場:筑紫野市生涯学習センター・視聴覚室
(筑紫野市二日市南1-9-3 ☎092-918-3535)   
*二日市駅から西鉄バス運行。2番系統でパープルプラザ前下車(1時間に2~4本運行)    

◆入場料 一般1,000円

◆主催・問い合わせ:夢野久作と杉山3代研究会事務局:筑紫野市文化会館
☎092・925・4321   
Email:bunkakaikan@city.chikushino.fukuoka.jp
FB:http://www.facebook.com/kyuusakudoguramagura/

◆『ナゴシノハラエ』公式FB
http://www.facebook.com/NAGOSHINOHARAE/
◆『ナゴシノハラエ』予告編
https://youtu.be/dQKOx6Wp6Tw

【ナゴシノハラエについて】
「私の恋人は兄だ」衝撃的な告白から始まるこの映画は、兄と妹の恋愛を女性の目から映したものです。また、閉じられた世界で生きてきた女性が自分の足で開かれた世界へ歩いていく話でもあります。流しても流しても流し切れずに何度も戻ってきては、また流され戻ってくるような想い。それは穢れや罪なのかもしれない。それでも穢れや罪なのではなく、そういうものとしてあり続けてもいいのではないかという肯定と願い。愛の物語です。

【ストーリー】 
市川翠(すい)28才。十年間、実の兄である舜と恋愛関係を続けている。そのことは、友達の瑞穂をはじめ、誰も知らない。兄は母・絢子と暮らしている。
ある日、音信不通だった父・惇(まこと)か ら一冊の 本が届く。その本『瓶詰の地獄』が二人の関係や周囲に波紋を起こしていく。
そして、彼女は思い出す。夏越の祓。あの日、あの川に流したものは何だったのか。流しても流しても流しきれなかったもの、それは・・・

【出演】市川 翠(スイ):薬袋いづみ(『さよなら渓谷』『水の声を聞く』)/市川 舜・淳:土山壮也/瑞穂・妹役B:神月叶/浜田 真:小口美緒/彗(スイ):大久保千晴/濱田 惇:横田創/市川 絢子:大原とき緒/毛利浩秋/劇中劇『ビンヅメノジゴク』キャスト:こもだまり(兄役)、野口有紀(妹役A)

【大原とき緒について】神奈川県出身。東京造形大学卒業。女性が行きたいところへ行って、見たいものを見て、好きなものを好きと言える世界を願って作品を創り続ける。上映の時には、祖母と母の着物で全国を駆け回る。最も愛する映画監督は、ジャック・リヴェット!

【『ナゴシノハラエ』コメント】
*「作家は処女作に向かって成熟する」。大原とき緒監督の『ナゴシノラエ』はまさに成熟するに値する希有な作家性がつまった処女作だと思いました。荒削りだけど、目が離せない。作り手の世界観が抜け落ちたピカピカの既製品よりも、監督のサインがゴリゴリッとスクリーンに刻み込まれた『ナゴシノハラエ』のような手作り品が僕は好きです。虚実の迷路の果てに、水と空気の匂いがピンと張りつめた時間にたどり着く。映画っていいなあ。*
深田晃司(映画監督『さようなら』『ほとりの朔子』)

*ラブストーリーより血の濃い家族ロマンスには、蝉の音がよく似合う。*
丸尾末広(漫画家・イラストレーター)
[地図を表示]

レビュー(0)


コメント(0)


月別イベント