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日程2010年01月16日
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時間18:00
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会場ナディッフアパート1F
『BEUYS IN JAPAN ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命』
http://www.filmart.co.jp/cat138/beuys_in_japan.php
水戸芸術館現代美術センター 編/A5判/224ページ/2,600円+税
2010年1月中旬発売
フィルムアート社
”21世紀にボイスを召還せよ!”
2010年1月24日まで、水戸芸術館現代美術ギャラリーにて「Beuys in Japan : ボイスがいた8日間」展が開催中!
http://www.arttowermito.or.jp/
環境問題、経済危機……バブル前夜の東京に、8日間滞在したドイツの現代美術家ヨーゼフ・ボイス。
四半世紀を過ぎたいまの日本に、ボイスのメッセージがアクチュアルによみがえる!
ボイス来日に関わった関係者の証言や写真、現代においてボイスを読み解く気鋭の論考などを収録。
また、ボイスを読み解くキーワード解説、ボイス関連年表を加えての豪華本です!
■■■■■■イベント概要■■■■■■
出版記念トーク・セッション
「社会に抗しうる表現(アクション)の未来はどこにあるか?」
―ボイスの思想を、現在において引き受けるために
2010年1月16日(土)18時開始
於 ナディッフアパート1F/入場無料
登壇者:
会田誠(現代美術家)
松蔭浩之(現代美術家)
モブ・ノリオ(小説家)
司会:
高橋瑞木(水戸芸術館現代美術センター)
現在、水戸芸術館現代美術センターにて行なわれている、
「Beuys in Japan : ボイスがいた8日間」展(~1月24日まで)の関連書籍
『BEUYS IN JAPAN ヨーゼフ・ボイス よみがえる革命』(フィルムアート社)
の発売を記念して、NADiff a/p/a/r/tにてトークショーを開催いたします。
展覧会、及び関連書籍のアートディレクションを担当された現代美術家の松蔭浩之氏、ローカルなストリートの深淵を鋭く描きだし、グラフィティやアンダーグラウンド・カルチャーの熱気を自らのテキストへと織り込んでいく、芥川賞作家のモブ・ノリオ氏、「日本的なるもの」「日本社会」の表象に、ブラック・ユーモアをふんだんに盛り込みながら切り込んでいく、現代美術家の会田誠氏をお招きいたします。1984年、バブル前夜の日本に8日間滞在したヨーゼフ・ボイス。学生たちとの対話集会やパフォーマンスを通じて、彼はわたしたちに何を伝えたかったのでしょうか?
今回のトークでは、ボイスの当時のメッセージを振り返りながら、現代の危機的な社会のオルタナティブを模索しつつ、ときに大衆社会の懐にしたたかに潜り込みながら、
いかに表現の強度を獲得していくかについて、議論を深めていきたいと思います。