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日程2015年07月20日
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時間17:00
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会場UPLINK FACTORY
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
『ナゴシノハラエ』真夏のUPLINK上映
<公演日・開演時間>
2015年7月20日(月祝)
<1回目>17時15分開場⇒17時25分上映開始
<2回目>19時45分開場⇒19時55分上映開始
※整理券番号順の入場になります。整理券は、当日、各回開場1時間前から受付にて配布いたします。ご予約・前売券をお持ちのお客様でも、開場10分前までに受付にお越しいただけない場合は、お席のご用意がない場合がございます。
※上演時間 108分
<チケット料金>
■前売:1,100円(UPLINK窓口、カンフェティにて販売)
*前売券を購入の方に、当日受付でオリジナルポストカードをプレゼント!
■UPLINK Web 予約(前日迄):1,300円
http://www.uplink.co.jp/event/2015/38054
■当日:1,500円 ※『ナゴシノハラエTシャツ着用・リピーター(要半券)・学生(要学生証)・UPLINK会員:1,100円
◎前売りチケット取扱い<カンフェティ>
http://www.confetti-web.com/detail.php?tid=29360&
tel:0120-240-540(平日10:00~18:00)
『ナゴシノハラエ』予告編⇒ http://youtu.be/dQKOx6Wp6Tw
【ナゴシノハラエについて】
「私の恋人は兄だ」衝撃的な告白から始まるこの映画は、兄と妹の近親相姦を女性の目から映したものです。また、閉じられた世界で生きてきた女性が自分の足で開かれた世界へ歩いていく話でもあります。流しても流しても流し切れずに何度も戻ってきては、また流され戻ってくるような想い。それは穢れや罪なのかもしれない。それでも穢れや罪なのではなく、そういうものとしてあり続けてもいいのではないかという肯定と願い。愛の物語です。
【ストーリー】
市川翠(すい)28才。十年間、実の兄である舜と恋愛関係を続けている。そのことは、友達の瑞穂をはじめ、誰も知らない。兄は母・絢子と暮らしている。
ある日、音信不通だった父・惇(まこと)か ら一冊の 本が届く。その本『瓶詰の地獄』が二人の関係や周囲に波紋を起こしていく。
そして、彼女は思い出す。夏越の祓。あの日、あの川に流したものは何だったのか。流しても流しても流しきれなかったもの、それは・・・
【夏越の祓について】
六月の晦日の日(場所によっては、旧暦七月に行われる)に、たまった半年分の穢れや悪い行いを祓い浄める儀式。神社では、「茅の輪潜り(ちのわくぐり)」が行われる。これは、茅草で作られた輪の中を左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回通って穢れを祓うものである。また、「形代(かたしろ)」という人形(ひとがた)の和紙に息を吹きかけたり、体を撫でて、穢れを移し、身代わりに して、それを川に流すという儀式も行われる。
【出演】市川 翠(スイ):薬袋(みない)いづみ(『さよなら渓谷』『水の声を聞く』)/市川 舜・淳:土山壮也/瑞穂・妹役B:神月叶/浜田 真:小口美緒/彗(スイ):大久保千晴/濱田 惇:横田創/市川 絢子:大原とき緒/毛利浩秋/劇中劇『ビンヅメノジゴク』キャスト:こもだまり(兄役)、野口有紀(妹役A)
【『ナゴシノハラエ』コメント】
*「作家は処女作に向かって成熟する」。大原とき緒監督の『ナゴシノラエ』はまさに成熟するに値する希有な作家性がつまった処女作だと思いました。荒削りだけど、目が離せない。作り手の世界観が抜け落ちたピカピカの既製品よりも、監督のサインがゴリゴリッとスクリーンに刻み込まれた『ナゴシノハラエ』のような手作り品が僕は好きです。虚実の迷路の果てに、水と空気の匂いがピンと張りつめた時間にたどり着く。映画っていいなあ。*
深田晃司(映画監督『歓待』『ほとりの朔子』)
*ラブストーリーより血の濃い家族ロマンスには、蝉の音がよく似合う。*
丸尾末広(漫画家・イラストレーター)
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