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日程2009年12月17日 ~ 2009年12月25日
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時間19:00
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会場シアター・イメージフォーラム(渋谷駅より徒歩8分 www.imageforum.co.jp)
世界中の錚々たる映画人が崇拝するハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督に
よる7年ぶり待望の最新作『倫敦(ロンドン)から来た男』。
(12/12(土)より、シアター・イメージフォーラム他全国順次公開)
このたび、本作の公開を記念して、各界より豪華なゲストを迎え、
<映像美>、<監督タル・べーラ>、<原作者ジョルジュ・
シムノン>という3つのテーマから映画の魅力を存分に
語って頂くトークショーの開催が決定致しました。
この映画に魅せられたゲストからどんなお話が飛び出すか、
ご期待下さいませ。
《イベント開催概要》*すべてシアター・イメージフォラムにて実施*
●映像美を語る ~光と影の芸術作品~
12月17日(木)19:00の回 上映前
若木信吾さん(写真家)×立川直樹さん(プロデューサー/ディレクター)
●“監督タル・ベーラを語る” ~世界の映画人を魅了する孤高の芸術家~
12月19日(土)13:30の回 上映後
田中千世子さん(映画評論家・映画監督)×市山尚三さん(映画プロデューサー)
●“文豪ジョルジュ・シムノンを語る”~脅威的ベストセラー作家の隠された素顔~
12月25日(金)19:00の回 上映前
堀江敏幸さん(作家)×長島良三さん(原作翻訳者)
劇場へのご来場をお待ちしております。
【作品概要】
--研ぎ澄まされたモノクローム映像で綴る
孤高のノワール・サスペンス--
果てることない海のそば。鉄道員のマロワンは、毎晩「ガラスの檻」
のような制御室から、漆黒の港と駅を見下ろしている。
ある夜、偶然にも殺人を目撃し、マロワンの運命が大きく歪んでゆく……。
原作者は「メグレ警視」シリーズの文豪ジョルジュ・シムノン。
彼の隠れた名作「倫敦から来た男」を、タル・ベーラは
独自のカメラワークと長回しで、丁寧に鋭く映しだし、
見事に“観る文学作品”へと昇華させている。
モノクロームの幻想的な異世界へと、ゆっくりと観る者をいざなうのは、
オスカー女優ティルダ・スウィントンを筆頭に退廃的な美しさを
漂わせる女たちと、 ハンガリーやチェコで活躍するベテラン俳優が
演じる風変わりな男たち。張りつめた緊張感と、
優雅な時の流れが共存する、孤高のノワール・サスペンスは、
タル・ベーラの新たなる伝説となる。
監督:タル・ベーラ(『ヴェルクマイスター・ハーモニー』)
原作:ジョルジュ・シムノン(「メグレ警視」シリーズ)
出演:ミロスラヴ・クロボット、ティルダ・スウィントン、ほか
2007年/ハンガリー=ドイツ=フランス/138分
配給:ビターズ・エンド
公式WEBサイト:www.bitters.co.jp/london/
★12月12日(土)より、シアター・イメージフォーラム他 全国順次公開!