-
日程2015年03月14日 ~ 2015年04月04日
-
時間12:00
-
会場ギャラリー・ハシモト
村田が続けてきたパフォーマンスは、反復のドローイング行為である。行為の成果として平面や立体にその軌跡が残り、鑑賞者の眼に触れることとなる。今回の展覧会では、繰り返す行為だけに留まらない、その先に見えるものを追求するという。先日2日間に渡って行われたパフォーマンスでは、テレビモニター、アクリル板へそれぞれドローイングを行った。それぞれの面は破壊され、インクが滲み、原形を僅かに残すのみの姿となった。終了後は、圧力に抗ったボールペンが何十本も床に散らばっていた。村田の手からは血が滲んでいた。
ドローイングという行為によって生まれるものとは何だろうか?それは村田にとっても、鑑賞者にとっても様々であろう。今回の展示では、その一端を見ていただける機会となる。ぜひご覧いただきたい。