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日程2015年01月17日
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時間13:00
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会場Art Space Chupki
『むかしMattoの町があった』(2010年・イタリア映画・198分)
『人生、ここにあり!』のモデルとなったイタリアの精神保健改革の父、フランコ・バザーリアの精神病院を廃止する新しい保健法(180号法)を成立させるまでの奇跡の物語。
2010年、イタリア本国で二夜連続で放映され、21%以上の高視聴率を獲得した後、ヨーロッパ各地や、ブラジル、アルゼンチン、トルコ、イラン等で自主上映運動が展開されている作品です。日本では劇場公開されておらず、映画館で観ることはできない作品ですが、「バザーリア映画を自主上映する180人のMattoの会」がイタリア国営放送から上映許可をとり、現在、Mattoの会会員による自主上映活動が展開されています。
「Matto」とは、イタリア語で「狂った人」という意味。精神保健改革の父・バザーリアは常々、こう語ったそうです。
「狂気は一つの人間的条件だ。われわれの内には、理性が存在するのと同じように狂気も存在する。社会は理性と同様に狂気も受け入れなければならない。」
バザーリアが自分を「Matto」と表現する場面もあります。バザーリア流にいえは人類みなMatto。いやMattoにならない方がどこかおかしいのかもしれません。戦争や貧困により心に深い傷を負い、頑なになってしまった人々の心をとかしていったバザーリア。その深い人間愛に、心うたれる感動作です。
【日程】1月17日(土)、18日(日)、25日(日)、31日(土)の4日間。
【プログラム】13時〜/18時〜
※音声ガイド+字幕朗読のイヤホンガイド付きバリアフリー上映
【料金】資料代 1000 円 運営費 500円
【定員】各回20名
【主催】バリアフリー映画鑑賞推進団体 City Lights
バザーリア映画を自主上映する 180 人の Matto の会
【協力】RAI フィクション
フランカ&フランコ・バザーリア記念財団
トリエステ精神保健局
【後援】イタリア大使館
【申込み方法】
メールまたはお電話にて、前日までにお申し込みください。
宛先:chupki@citylights01.org
件名:○日、○時の回申し込み
本文に以下のことを明記してください。
1)氏名
2)人数(障害者と健常者の内訳もお願いします。)
3)誘導希望の有無
4)連絡先(当日連絡のとれる携帯番号)
5)ご住所