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終了宇治野宗輝&ザ・ローテーターズ  マシン・シアター「イナーシャ」2014年12月公演決定!

機械音によるテクノ・サウンドの快楽 企画/サウンド・スカルプチャー:宇治野宗輝 が共存するサウンド・スカルプチャーを核にしたマシン・シアター

  • 日程
    2014年12月13日 ~ 2014年12月14日

  • 時間
    15:00

  • 会場
    アサヒ・アートスクェア

デビューから 10 年を迎えた宇治野宗輝のワンマンバンド 「宇治野宗輝 & ザ・ローテーターズ」が、時間と空間を統
合し、劇場という新たな表現領域へと足を踏み入れた。
大量生産の黎明期である 20 世紀初頭、『バレエ・メカニッ ク』という抽象芸術作品が誕生した。しかし「本当に抽 象的なものが生まれたのは、プラスチックが生まれてか らだ」と考えた宇治野は、工業製品である機械たちが実 際に踊るという新たな抽象芸術、メカニック・バレエを 生み出したのである。
今回新たなバンドメンバーとなった、人間の文明が生ん
だ私達の生活に馴染みの深い工業製品たちが、人間の能
力を遥かに超えたダンスを踊り、そして音楽を奏でる。
そこから放たれた光が映像となり、音楽そしてパフォー
マンス全てと有機的に連鎖しながらメタモルフォーゼを
遂げ、宇宙と一体化して行く。
20 世紀後半、敗戦国として再出発を果たした日本は、圧 倒的な物質文明と消費社会を享受しながらも、戦勝国で ある英米が生んだ様な本物のポップを生むことができな かった。工業化する世界の中でアイデンティティを確立 し、西洋現代美術の文脈に真摯に向き合い続けたアーティ スト だからこそ到達することができた、これぞ和風ポップの 極北!
グローバル化したポスト・インダストリアル社会にてメ タモルフォーゼを遂げたマシーンたちが踊る、メカニッ ク・バレエ。20 世紀の物質文明に別れを告げて、廻り続 けるモーターの慣性 INERTIA が向かう先とは一体?!
20 世紀の消費社会とポップを超えた、本物の 21 世紀に ド派手な挨拶を告げるマシーン・オペラ!この機会を見 逃すな!

インディペンデント・キュレーター
ベルリン工科経済大学講師
渡辺真也

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