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7月

20

終了「使えるプログラム 2013」[記録集]刊行イベント4

  • 日程
    2014年07月20日

  • 時間
    19:00

  • 会場
    シェアスペース「4-2」

「使えるプログラム 2013」[記録集]刊行イベント4
トーク「再演可能にすることの効能」

ゲスト:岩本史緒

7/20[日] 19:00- @シェアスペース「4-2」
福岡県北九州市小倉北区馬借1-6-17[地図を表示]
https://www.facebook.com/yonnoni

参加費:500円


今回は、一度限りの出来事と、再演あるいは再現ができることの関係を考えます。例えば、市民参加型といわれる公演・公共事業の実行と、レパートリー化がしばしば結びつきにくいのは、なぜなのでしょうか?
劇の「インストラクション」や「ワークショッププラン」を公表している「使えるプログラム」の試みは、これからどう機能していくのでしょうか。


2013年、京都国際舞台芸術祭 KYOTO EXPERIMENTにて始動した「使えるプログラム」。
「劇は使える」をコンセプトに、様々な企画が行われました。
ゲストによる[上演系]で用いられたインストラクション、[ワークショップ系]を構成したプランが公開されるのは、類例のない試みであるでしょう。
会期前に行われた[支援系]批評講座からは、沖田都、岸井大輔、武藤大祐、田中均、秋葉昌樹、伊藤亜紗、柿並良佑といった第一線の講師陣のレクチャーに加えて、岡田利規(チェルフィッチュ)とのディスカッションも収録されています。

刊行イベントでは、京都で何をやっていたのかに関する報告ではなく、この[記録集]をひもときつつ、新たなテーマを設定して対話します。

[記録集]はウェブでも公開しておりますので、ぜひご覧ください。
http://kyoto-ex-useful.jp/archives/278


スピーカープロフィール

岩本史緒

イタリア、アメリカ合衆国などで現代美術展の企画・製作に携わったことをきっかけにアート関係の企画・執筆に関わる。現在は主に福岡を拠点に活動するアーティストのサポートと非専門家との創作活動・調査、そのための場作りなどを行っている。2013年8月に北九州市にシェアスペース「4-2」をオープン。北九州芸術劇場・広報スタッフ。

江口正登

1978年福岡県北九州市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程。立教大学現代心理学部兼任講師。ニューヨーク大学客員研究員(2012-13年)。日本学術振興会特別研究員(2010-13年)。専攻はパフォーマンス研究、表象文化論。現在の研究課題は、第二次大戦以後のアメリカ合衆国における、演劇・ダンス・美術・映像等の諸ジャンルにおける上演性を伴った諸実践の問題、また、それらの実践と呼応しつつ同時期に成立していくパフォーマンス研究というディシプリン自体の系譜学的再考。主な論考に「小劇場の2011年――「09年以降」と「震災以後」」(『DOMMUNE OFFICIAL GUIDE BOOK 2』)、「〈劇場〉の不可能性と〈演劇〉の不可避性」(『REPRE』12)。ほか『フェスティバル/トーキョー11 ドキュメント』、『ユリイカ』などに執筆。

羽鳥嘉郎

演出家。1989年、ブリュッセル生まれ。2003年より活動、「演出」の一般化を目指す。2009年より、けのび。広義の演出と言える「教え」や「心がけ」をパフォーマンスワークを通して制作するワークショップ《自治》シリーズなどを各地で展開する。2012年2月にけのび演出集『しかしグッズ』刊行。近年は振付家トチアキタイヨウとともに、石を味わう《おかず石》を開催し味覚の拡張も試みている。
「使えるプログラム」企画。


お問い合わせ: info@kyoto-ex-useful.jp
HP: http://kyoto-ex-useful.jp/


主催:使えるプログラム

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