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5月

24

終了Think of Fashion 017 金子功とピンクハウス 「ロマンチック少女」の時代

第17回は、金子功とピンクハウスについて 文化学園大学・女子美術大学非常勤講師の菊田琢也氏と共に考える。

  • 日程
    2014年05月24日

  • 時間
    18:00

  • 会場
    服も作れるコワーキングスペース「coromoza fashion laboratory」

Think of Fashion 017
金子功とピンクハウス 「ロマンチック少女」の時代

第17回は、金子功とピンクハウスについて
文化学園大学・女子美術大学非常勤講師の菊田琢也氏と共に考える。

1972年にピンクハウスをスタートさせた金子功(1939-)は、
昨今のロリィタ・ファッションやガーリー・カルチャーに影響を与えた
デザイナーとして知られている。

リボンやフリル、ピンタック、プリント柄といった金子が考える
「女の子なら誰もがかわいいと感じるもの」を凝縮して作り出される
服の数々は、いつまでも純粋無垢な少女でありたいと願う女性たちの
憧れであり続けた。

そしてそれは、ヨーロッパの前近代的な田園風景を連想させる
ロマンチックなイメージと共に、『アンアン』や『装苑』『オリーブ』
といった当時のファッション誌に取り上げられたのである。

今回のトークでは、そうしたロマンチックなイメージが浮上した
社会的経緯と、少女的スタイルの魅力について紐解きたい。

金子功とピンクハウス。

それは、前衛的なモードに傾倒して語られることが多い
日本ファッションの、もう一つの物語である。

◇講師プロフィール

菊田琢也 文化学園大学・女子美術大学非常勤講師

1979年山形生まれ。
縫製業を営む両親のもと、布に囲まれた環境のなかで育つ。
2003年筑波大学卒。在学時にファッション研究を志す。
その後文化女子大学大学院博士後期課程を修了(被服環境学博士)。
現在、文化学園大学・女子美術大学他非常勤講師。
専門は文化社会学(ファッション研究)。

近著に
「装飾の排除から、過剰な装飾へ「かわいい」から読み解くコムデギャルソン」
(西谷真理子編『相対性コム デ ギャルソン論』フィルムアート社2012)
「やくしまるえつこの輪郭 素描される少女像」
(『ユリイカ』第43巻第13号、青土社2011)など。

日時:5月24日(土)18時00分~19時30分
会、終了後、講師を交えての懇親会を予定しております。

会費 事前申し込み2,000円 当日2,500円 1ドリンク付
(学割 事前申し込み1,500円 当日2,000円 1ドリンク付) 

会場:服も作れるコワーキングスペース「coromoza fashion laboratory」

住所:〒150-0001渋谷区神宮前6-31-21 オリンピアアネックス201
電話番号:03-6450-5560
URL:http://za.coromo.jp/
地下鉄東京メトロ線 明治神宮前駅4番出口のすぐ前、
ラコステの入っているビルの2階。

お申し込み先:
palette.produce@gmail.com

「Think of Fashion 017 金子功とピンクハウス」
への参加の旨を明記してお申し込みお願いします。

また懇親会参加希望の方はあわせてお知らせ下さい。
(懇親会は別途会費がかかります。)

今後の予定

018 6月 日時未定
内容未定
田中里尚氏(文化学園大学)

019 7月 日時未定
講師未定

この後の予定も決まり次第お知らせします。

Think of Fashion実行委員会

Think of Fashionは
人々の装いについての文化や社会現象などを考えていく会です。
https://www.facebook.com/think.of.fashion
上記のフェイスブックページに過去の回のことが載っております。

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