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日程2013年08月04日
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時間12:00
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会場代官山AITルーム
「グアテマラ」ときいて、皆さんはなにを思い浮かべるでしょうか?
グアテマラの軍内の親米派と反米派、及び左派勢力などの間で行われた内戦は、1960年代から30年以上続きました。
この間、軍が反対勢力や罪のない人々を弾圧するために関与した事件において、15万人が殺害された他、4万5千人が誘拐され、行方不明となったと言われています。社会的、政治的状況が困難を極めるグアテマラでは、「文化」は評価されにくく、映画上映の機会も非常に限られているとコジアはいいます。
アーティストとしては版画やビデオ作品を手がけるコジアですが、本国では、今回上映する映画の制作者たちと協力し、「自国の歴史や、それにより現代社会が抱える問題から目をそらすべきではない」との強い意志から、数々の上映会を企画してきました。
本上映会では、3本のドキュメンタリー(またはセミドキュメンタリー)を通じて、マリンバ奏者や、内戦により生き別れとなった親子、農民等の人物像をとおして、グアテマラの歴史や社会状況に迫ります。
また、各作品を鑑賞する前に、コジア自身がその内容や歴史的文脈などを解説します。
なお、参加費の半額は、映画活動の支援として、3名の監督へ寄付されます。(通常は、AITメンバーおよびMAD受講生・修了生の割引を設定していますが、今回は適用外となります。何卒ご了承ください)
夏の日曜の午後、映画や作家との触れ合いを通じて、「グアテマラ」について知ってみませんか?
休憩タイムには、アーティストと交流しながら、グアテマラの手作りスナックをお楽しみください。