今日会った方に聞いた話。その方に書いていいと許可いただいたので書きます。この方は「スクール・オブ・ロック」でジャック・ブラックが来日した時のジャック・ブラックのアテンド(お付き)担当だった。ZEPP東京で「スクール・オブ・ロック」披露試写があり、シーナ&ザ・ロケッツのミニライブもあった。ここでスタジオ(アメリカの映画会社)の人は「絶対にジャックに演奏させたり共演させたりするな。そうしたらおまえはクビだ」と強く告げた。スタジオとしてはスターとして何かあったら困るという過剰な考えだった。
控え室でシーナ&ザ・ロケッツの始めの一音を聴いた途端に、いてもたってもいられなくなったジャックは少し我慢していたが「オレも演奏する!!」と強く言い、スタジオの人の「いや、だめだ!」という言葉も聞かずに飛び出して行って演奏。ステージに飛び出して行く時に一緒に来日していたベースとギターの子どもにも「おまえらも来い!!」と背中を押してステージに上がり子どもたちも一緒に演奏。会場は大盛り上がり! ジャックは控室に戻って来ると「Fuckin' amazing!! 最高だよー!!」と言いながら汗だくのまま抱き付いてきたとのこと。
それぐらいシーナ&ザ・ロケッツの音が本物だったってこととジャックの音楽好きがうかがえる良い話でした。
ニュアンスはちょっと違いますが次にもこの件が語られています。
http://www.cinematopics.com/cinema/c_report/index3.php?number=7277
関連
<『スクール・オブ・ロック』来日会見>
http://allabout.co.jp/gm/gc/206201/