北村龍平監督インタビューを先ほどアップ完了したので、
よかったら読んでください。
ハリウッドでの映画製作が垣間見れるものになっています。
<北村 龍平 (監督)インタビュー/映画「NO ONE LIVESノー・ワン・リヴズ」について>
http://intro.ne.jp/contents/2013/04/24_2308.html
http://intro.ne.jp/contents/2013/04/24_2309.html
http://intro.ne.jp/contents/2013/04/24_23010.html
[抜粋]
ガンガンやらないとハリウッドでは意味ないですからね。「何のためにいるのか」「何の意見もないのか」となって監督が現場にいる意味がないし、ガンガンやることで評価される。
日本の方はどこかジメジメしているというか陰でコソコソ言ったりする。都市伝説みたいにぼくもなっていますし。誰が言っているかは大体分かっていますが(笑)。
(映画の監督は)自分の人生の3年を使うなら自分と重ね合うところがどこかにないとできない。監督は監督する以外で闘わなければならない部分がとてもたくさんあって、そこで文句を言っても始まらない。一つ一つつぶして前に進むしかない。映画会社がどう、プロデューサーがどう、俳優がどうとか言い訳するのはぼくは大嫌いですから。どんな過酷な状況でもイヤならやるなよ、バカ野郎と思っていますし生きてきましたから。
「ミッドナイト・ミート・トレイン」はブラッドリー・クーパーがやった主人公のキャラクターがまさに「VERSUS」のぼくだったんです。売れないカメラマンが世に出たいのに誰にも相手にされない、彼女と親友だけが認めてくれているってまさに「VERSUS」のぼくだったんで撮ることにしたんです。このキャラクターだったら自分だよと。
[抜粋]
わたなべ:「ノー・ワン・リヴズ」は製作会社がPatheとWWEという珍しい組み合わせですよね。
北村監督:もともとPatheでプロデューサーのハリー(・ナップ)がやっていた企画に資金協力でWWEが入ってきた流れですね。
わたなべ:ヨーロッパの文芸作品の多いPatheとプロレス団体で「シー・ノー・イーヴル」などのホラーを作っているWWEの組み合わせはそうだったんですね。
北村監督:Patheは「ピアノ・レッスン」とかの製作会社ですからね。「シー・ノー・イーヴル」はマシなほうだけど酷いホラーをWWEはたくさん作っていて「もう少しマシな作品を作れ」とマクマホンが怒って担当をクビにしてミラマックスから連れてきたのが今のWWEの映画担当ですね。
わたなべ:「ノー・ワン・リヴズ」で狙っていた線はあるんでしょうか?
北村監督:「ノー・ワン・リヴズ」はコンセプトとしてアクションとホラー色がもっと強い「ヒッチャー」を目指したのはあります。